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2022-03-13

アントニオ猪木が異種格闘技戦初の完敗に悔し涙も…新日本初の東京ドーム大会大成功【週刊プロレス昔話】

アントニオ猪木vsショータ・チョチョシビリ

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1989年4月24日、新日本プロレスが初の東京ドーム大会「格闘衛星 闘強導夢」を開催。5万3800人という大観衆を集めた。

 メインはアントニオ猪木の異種格闘技戦。ロープが外されたリングで3分10ラウンド、ソ連のオリンピック柔道金メダリスト・ショータ・チョチョシビリを迎え撃った。

 2ラウンド目に腕ひしぎ十字固めで左腕を決められ、3ラウンド目に裸絞めでも悶絶。左腕が使い物にならない中で猪木もよく闘ったが、5ラウンド目、裏投げの連発で大の字に…。

 1976年2月のウイリエム・ルスカ戦から始まった異種格闘技戦で初の完敗だ。試合後、猪木は大粒の悔し涙を流した。

 猪木vsチョチョシビリ以外にもビッグバン・ベイダーが優勝したIWGPヘビー級王座決定トーナメント、獣神ライガーのデビュー戦、サルマン・ハシミコフvsクラッシャー・バンバン・ビガロなど注目試合が目白押し。新生UWFが一大ムーブメントを起こす中、新日本が東京ドーム大会大成功で息を吹き返した。

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