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2022-05-22

SWS・田中八郎社長が堂々引き抜きを公言「私どもだけが悪者にされて、それでいいのか」【週刊プロレス昔話】

SWS仮道場の鏡割り

1990年6月27日、SWSが神奈川・新横浜の仮道場披露パーティーをおこない、席上で田中八郎社長が「私どもだけが悪者にされて、それでいいのか。これまでの約束(他団体からの引き抜きはしないなど)は、すべて撤回します」と言い放った。

仮道場披露パーティーには天龍源一郎、若松市政、ジョージ高野のほか、桜田一男(ケンドー・ナガサキ)、全日本プロレスで活躍していた鶴見五郎、同年3月いっぱいで新日本プロレスを退社していた片山明の3選手も出席。引退後プロモーターに転出していた元・全日本プロレスのグレート小鹿、JWPでレフェリーをしているミスター林の姿もあった。

田中社長は「企業戦争として、私もとらえて行きたい」と宣戦布告。昨今も契約問題などでモメることは多々あるが、そうした点に田中社長は言及して怒りをあらわに。新日本プロレスや全日本プロレスといった既存の団体に対して「自分たちの企業努力というものを、企業家として見た場合に、すべて全力でやってきたとは思えない」と語り、プロレス界に問題提起した。

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