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2022-06-05

【ボクシング】「西部日本新人王決勝戦」で九州の代表が決定!

左から坂田、三嶋、甲斐、進、岡本、塩尻

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 5日、SAGAサンライズパーク(佐賀県佐賀市)で、『西部日本新人王決勝戦4回戦』3試合が行われた。予定されていた6試合中、3試合は練習中のケガなどによる棄権のため中止となった。一昨年から同地区新人王トーナメントはこの会場で開催されてきており、今回は200人のファンが集う中、白熱した戦いが繰り広げられた。

文&写真_西村華江

 勝ち上がった12人の選手たちは、10月2日、沖縄県・石川多目的ホールで行われる『中日本新人王-西部日本新人王対抗戦』へ駒を進めた。そこで勝ち上がった者は11月8日に西日本新人王との『西軍代表決定戦』、そしてその勝者は、12月17日に東京・後楽園ホールで開催される『全日本新人王決勝戦』で東日本新人王と頂点を争う。

<ミニマム級>
坂田一颯(S&K)
※玉城野里斗(沖縄ワールドリング)の棄権により試合中止

<ライトフライ級>
楢崎 鎌(YANAGIHARA)
※対戦者のエントリーなし

<フライ級>
濱村悠太郎(YANAGIHARA)
※4月3日、高松翔太(冷研鶴崎)に
 TKO1回1分43秒で勝利

<スーパーフライ級>
三嶋(左)vs.山道

三嶋宏太(S&K)
●山道祐弥(HKスポーツ)
 TKO4回37秒
のっけから激しい打撃戦を繰り広げる両者。2回、サウスポー山道が左アッパーで三嶋からダウンを奪う。すると、三嶋はテンポアップした連打から、右ストレートや左右アッパーをヒットし対抗。最終回、消耗が色濃い山道に対し、三嶋が冷静に左フックを2度決めて、レフェリーストップを呼び込んだ。

<バンタム級>
甲斐(左)vs.岩下

甲斐裕幸(ウエスタン延岡)
●岩下広孝(平仲ボクシングスクール)
 TKO2回55秒
初回、近距離で打ち合う中、岩下が滑らかなコンビネーションから放った右ショートストレートで、ダウンを奪取。2回、挽回すべくリングに飛び出した勢いそのまま、甲斐が右強打を叩き込みダウンを奪い返す。再開後、再び甲斐は右ストレートからの左フックでダウンを奪うと、岩下側からのタオル投入と同時に、レフェリーが試合を終わらせた。

<スーパーバンタム級>
進 心輝(HKスポーツ)
※斎藤慎哉(本田フィットネス)の棄権により試合中止

<フェザー級>
岡本恭佑(HKスポーツ)
※黒川タカヨシ(福岡帝拳)の棄権により試合中止

<スーパーフェザー級>
藤澤孟則(冷研鶴崎)
※対戦者のエントリーなし

<ライト級>
樋口優太(福岡帝拳)
※4月17日、武末一希(三松スポーツ)にTKO2回2分14秒で勝利

<スーパーライト級>
野田知鷹(FUKUOKA)
※3月21日、八木裕太郎(橋口)に判定2−0(39対37、38対38、39対37)勝利

<ウェルター級>
塩尻(左)vs.上田

塩尻りんたろう(鹿児島)
△上田 龍進(S&K)
引分1−1(36対40、38対38、39対37)
※規定により塩尻が勝者扱い
上田がグイグイとプレッシャーをかけ、打ち下ろしの右フック強打を叩き込んでいく。対する塩尻は、いきなりの右ストレートやアッパーを効果的にヒットし、スイッチをして左ストレートも披露。だが両者ともに決定打を打ち込めず、一進一退の状況のまま、引き分けとなった。

<ミドル級>
端山征一郎(三松スポーツ)
※対戦者のエントリーなし

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