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2022-06-11

世界的スーパースターのロブ・ヴァン・ダム戦へ清宮海斗「技とかよりも基本を見せたい」【週刊プロレス】

清宮海斗

11日、NOAHの清宮海斗が「サイバーファイト・フェスティバル2022」6・12さいたまスーパーアリーナ大会に向けたツイッター「スペース五番勝負~さいたまへの道~」を完走した。

6日、7日、8日、10日と異なる聞き手を相手にサイバーフェス6・12さいたま大会への思いを語り、最終日も約1時間にわたってインタビュー。あらためて同大会で対戦する世界的スーパースターのロブ・ヴァン・ダムとの対戦について言及した。

「ロブ・ヴァン・ダム選手と試合するまでのこれまでの期間がすごく恵まれてるなと思いました。前哨戦のようにいろんな選手と海外の選手と試合をさせていただいたので、これを大事に明日を迎えたい。シングルでも10人タッグでもがっちりやらせていただいて、なんか外国にいるみたいですよ。海外にいた頃の雰囲気を思い出すこともあります。すごくいいシリーズになってると思いますね」

NOAHは4・29&30両国2連戦から外国人選手が本格参戦。清宮は5・4後楽園大会でニンジャ・マック、5・19横浜大会でサイモン・ゴッチ、6・7後楽園大会ではイホ・デ・ドクトル・ワグナーJr&レネ・デュプリ&ティモシー・サッチャーと激突している。連日、外国人選手と対戦してきたことで間接的に前哨戦を闘ってきたような感覚になっているという。

また、今日の正午よりロブ・ヴァン・ダムは来日会見をおこなった。その模様を見た清宮はこんな感想を抱いた。

「世界で一番のプロレス団体でトップを取った選手と日本で試合をできるっていうのはそうない。この機会をつかみたいって気持ちは本当に強いですね。今日の会見でロブ・ヴァン・ダム選手の日本のリングに対する思い、30年の歴史があるけど、デビューした頃のようなRVDのような感じで試合をすると言っていましたし、あの会見からスーパースターだって感じました。そこで自分の気持ちも上がりましたし、やっぱこういう人がトップに立ってる人なんだと思いました」

選手としてのオーラやたたずまいはまさにスーパースターだった。しかし、その謙虚な姿勢や明日に迫った大会に対する思いは非常に真摯。清宮にとっては理想的なスーパースター像だったようだ。そんなロブ・ヴァン・ダムとの対戦では、全日本プロレス、NOAHと受け継がれてきた日本プロレス界保守本流の担い手として“基礎力”の高さを見せようとしている。

「ロブ・ヴァン・ダム選手は『小川さんは素晴らしい技術を持っていて、プロレスに関するさまざまな知識も持っている』と言っていましたけど、この若い世代でこれだけ知識があるんだと思ってもらいたい。NOAHで絶対的に自信を持ってやってきたこと。昔からある歴史がすごく大事だと思って、ずっとやってきたので。技とかよりも基本的にあるプロレスのスタイル。世界の選手と当たるこういう機会だからこそ、きっちり見せたいと思ってます。そこを見せていけば、次につながる闘いが出てくる」

小川良成からプロレスのイロハを叩き込まれてきた清宮は25歳という若さでありながらもプロレスの“基礎力”の高さには定評がある。世界的スーパースターのロブ・ヴァン・ダムといかなる攻防を繰り広げるのか。サイバーフェス6・12さいたま大会におけるロブ・ヴァン・ダム&小川良成&HAYATAvs清宮海斗&原田大輔&YO-HEYの一戦を見逃すな!
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