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2022-06-20

【展望】競泳世界選手権/3日目 日本、今大会初メダル獲得なるか

東京五輪では200mバタフライで銀メダルを獲得した本多(写真◎Getty Images)

ハンガリー・ブダペストで行われている水泳の世界選手権は20日、競泳競技3日目を迎える。ここでは本日、出場する日本勢を中心に展望する。
 3日目の午前セッションで行われる予選競技に出場するのは男子200mバタフライの本多灯(日本大3年/アリーナつきみ野SC)と寺田拓未(ミキハウス)のふたりだ。
 本多は昨年の東京五輪のこの種目で1分53秒73で日本男子競泳陣唯一のメダルとなる銀メダルを獲得。3月に行われた国際大会代表選考会では1分54秒04とまずまずのタイムで優勝し、代表権を獲得すると、4月下旬から行われた日本選手権でも3連覇を達成した。そして、その約2週間後に行われた5月中旬の大会では1分53秒53の自己ベストをマーク。常に高いレベルで安定しているだけに予選、準決勝としっかりと突破して決勝に備えたい。
 寺田は昨年から安定して1分55秒台を記録しており、今年の世界ランキングでも8位につけている。「世界選手権の目標は1分53秒台で表彰台」と掲げた目標を達成するためには、午後セッションで行われる準決勝で1分55秒を切るくらいの泳ぎを見せたい。

 午後セッションの決勝種目には2人の日本選手が出場する。
 男子100m背泳ぎでは入江陵介(イトマン東進)が準決勝を52秒85の7位で決勝へ進んだ。この種目の東京五輪1位のエフゲニー・リロフと、2位のクリメント・コレスニコフはロシアの選手のため、今大会は出場できず。優勝争いは準決勝で大会新の52秒09をマークしたアポストロス・クリストウ(ギリシャ)と、準決勝52秒12で2位のトーマス・チェッコーン(イタリア)に、ハンター・アームストロングとライアン・マーフィーのアメリカ勢となりそうで、そこに割って入りたい。表彰台に上がるには52秒1~2が必要か。
 女子100m平泳ぎでは青木玲緒樹(ミズノ)が準決勝1分6秒07の5位で決勝に進んだ。1位通過はアナ・エレント(ドイツ)で1分5秒62。メダル争いは1分5秒台中盤か。青木は3月の国際大会代表選考会でマークした1分5秒19の日本記録を上回ることができれば、金メダルも見えそうだ。
 男子200m自由形では松元克央(ミツウロコ)が準決勝12位で決勝に進めなかったが、海外勢では注目の若手選手がズラリ。昨日の準決勝を1分44秒40の1位で通過したダビド・ポポビチ(ルーマニア)は2004年生まれの17歳。1分45秒46の3位通過の韓国の超新星ファン・ソヌも19歳と、二人の10代がどこまで記録を伸ばしてくるか。さらには東京五輪金メダリストのトム・ディーン(イギリス)もまだ22歳。若手たちの至高のレースは1分44秒台決着必至で、1分43秒台に突入する可能性も十分にある。

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