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2022-07-04

立教大の上野裕一郎監督がフォームがよくなる「流し」について解説。「瀬古利彦のフレフレ!2022」

瀬古さんと上野さんは指導者と選手という関係が長かった

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ランニングアプリのライブランの「瀬古利彦のフレフレ!2022」は、ホストの瀬古さんがゲストを招いておしゃべり&生実況をするイベント。5月14日(土)のゲストは立教大男子駅伝監督の上野裕一郎さん。約180人の参加者(ライブランナー)は瀬古さんと上野さんの声援を受けながらそれぞれのゴールを目指した。

 ライブランは、生実況を聴きながら離れた場所にいる人々と同時にランニングを楽しめるアプリ。上野さんは、佐久長聖高時代に10,000mの高校記録を樹立し、中央大では箱根駅伝などで活躍した。2018年に立教大の監督となり、日本一速い監督と言われている。

瀬古さんとは、エスビー食品とDeNA時代に選手と指導者という立場だった。「瀬古さんが現役時代にやっていた練習メニューは、レベルが高すぎてやりたくてもできなかった」「トラックからマラソンに転向しようとして苦労した」など、現役時代の裏話も披露した。


信頼関係で結ばれている2人の話はテンポよく進んだ

この日の東京はあいにくの雨模様。

「体幹がブレないように、接地に注意してください。滑りやすいマンホールや水たまりを避けようとする時に足を捻ったりするので注意してください」

上野さんからは雨の日のランニングについてのアドバイスも聞かれた。

走り終えた後に行うウインドスプリント、いわゆる「流し」について上野さんが自身の考えを語った。

「長い距離を走った後は、流しをするといいです。選手たちは100mくらいでやりますが、一般のランナーにとって100mは長すぎます。50mくらいを重心の真下に接地する意識で、スピードを出して走ります。それを何回か繰り返す。きれいなフォームでなければスピードが出ないので、きれいなフォームを意識して行います」

きれいなフォームで走りたいと考えているランナーにとって、「流し」に関する具体的な上野さんのアドバイスは参考になったことだろう。

「瀬古利彦のフレフレ!2022」の第7回は7月10日(日)に開催される。世界陸上マラソンスペシャルで、ゲストはTBSの佐藤文康アナウンサー。早稲田大時代は競走部に所蔵し、瀬古さんの後輩にあたる。


走り終えた参加者とZoomでコミュニケーションをとった

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