今年1月から6月にかけて11階級(ミニマム級~ミドル級、スーパーフェザー級、スーパーライト級は開催されず)で行われた毎年恒例の『チャンピオンカーニバル』(日本チャンピオンvs.最強挑戦者によるタイトルマッチ、日本プロボクシング協会主催)。その各賞の選考会が19日、都内で開かれ、受賞者が決定した。
※記事中記載の肩書きは試合時のもの
☆最優秀賞☆WBOアジアパシフィック&日本フェザー級チャンピオン
阿部麗也(29歳=KG大和)
阿部(右)は評価の高い王者・丸田からダウンを奪う完勝を遂げた 写真_馬場高志◆対象試合
5月15日・墨田区総合体育館
WBOアジアパシフィック王座決定戦&日本フェザー級タイトルマッチ12回戦
○阿部 麗也(KG大和)WBO・AP3位、日本1位
●丸田陽七太(25歳=森岡)WBO・AP1位、日本チャンピオン
判定3-0(115対112、116対111、118対109)
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☆技能賞☆日本ライトフライ級チャンピオン
岩田翔吉(26歳=帝拳)
前年6月の無冠戦(岩田の判定勝利)以来2度目の顔合わせとなった1戦は、岩田(左)の速攻勝利に終わった 写真_馬場高志◆対象試合
3月5日・後楽園ホール
日本ライトフライ級タイトルマッチ10回戦
○岩田 翔吉(帝拳)チャンピオン
●大内 淳雅(36歳=姫路木下)3位
TKO1回1分12秒
※岩田が初防衛
★CS日テレG+で生中継、再放送済
☆敢闘賞☆日本ライト級チャンピオン
宇津木 秀(うつき・しゅう、28歳=ワタナベ)
スーパーライト級王座を返上し2階級制覇を狙った鈴木(右)からダウンを奪い勝利した宇津木 写真_馬場高志◆対象試合
2月8日・後楽園ホール
日本ライト級王座決定戦10回戦
○宇津木 秀(ワタナベ)4位 ※試合時は27歳
●鈴木 雅弘(27歳=角海老宝石)1位 ※試合時は26歳
TKO9回44秒
※宇津木が王座獲得
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☆殊勲賞☆日本ウェルター級暫定チャンピオン
小畑武尊(こばた・たける、24歳=ダッシュ東保)
大分からやってきた小畑(左)は、元王者・永野の強打に臆することなく技を披露した 写真_菊田義久◆対象試合
6月13日・後楽園ホール
日本ウェルター級暫定王座決定戦10回戦
○小畑 武尊(ダッシュ東保)2位 ※試合時は23歳
●永野 祐樹(33歳=帝拳)1位 ※試合時は32歳
TKO5回1分42秒
※小畑が暫定王座獲得
★CS日テレG+で生中継、再放送済