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2022-11-22

東京女子11・27後楽園で坂崎ユカに挑戦。今回が自身初の海外…大器を感じさせる“現役高校生”ビリー・スタークスに聞く【週刊プロレス】

ビリー・スタークス

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 東京女子11・27後楽園で坂崎ユカの持つプリンセス・オブ・プリンセス王座に挑戦するのは「ビリー・スタークス」だ。日本のファンにはあまり聞き馴染みのない名前かもしれないが、今回の初来日でいきなりの王座挑戦。それだけ注目を集めている選手だということは間違いないだろう。そんな未知なる外国人選手に、5日後に控えるタイトルマッチに向けての意気込み、さらにプライベートな部分も色々と聞いてみた。

 アメリカからやってきたビリーは17歳の現役高校生。13歳でプロレスデビューし、キャリアは4年。それでもアメリカインディー界では多数の実績を上げている。実際にタイトルも複数獲得しており、今年8月にはJCWにて伊藤麻希にシングルで勝利もしている。その華々しい活躍から、付いたニックネームは“スペース・ジーザス”(=宇宙規模の天才)。

 父の影響を受け、子どもの頃から家族でプロレスを楽しんでいたビリー。4歳の時にはすでに「これが人生でやっていくべきことなんだ!」と感じていたという。現在は学業とプロレスを両立しているために時間に追われる日々が続いているが、「好きじゃないけど(勉強も)やらなきゃいけない。リング上にいたとしたって宿題はしなきゃいけないから」と文武両道の道を歩んでいる。ちなみに得意な科目は数学。来年からはプロレスを続けつつ大学に進学し、ビジネスマーケティングを専攻する予定とのこと。

 そんな彼女にとって、今回の東女参戦は初めての海外。そのため、もちろん不安な部分も大きい。初めて触れる他国の文化、まさにカルチャーショックを多大に感じているのだが…身の回りにある初めての体験すべてを「楽しんでいる」と語る。リング上の強さだけでなく、その度量もすさまじい。

 後楽園で対戦する坂崎については「対面した時にすごく小さいなと驚いた。(調印式で)写真を撮った時にも『まだ背が高くなるんじゃないの?』ってくらいに。もちろんひとつひとつの技は強烈だったけど、何より印象的だったのは幸せそうに闘ってたことかな」。タイトルマッチに向けては「自信はあるんだけど、ちょっと不安もある。ユカは強いから正直わからない。だけど20日(=新宿)の試合を終えて、良いアイデアは思いついている」と続ける。

 なお、入場の際のウサギの被り物は自身のトレーナーで、元プロレスラーのトリップ・キャシディ(Tripp Cassidy)が現役時代に使っていたものを受け継いで使用している。いわく「キュートだけど獣な部分もあるというウサギのイメージは、私とひじょうにマッチしている」。

 尊敬するレスラーは同じく11・27後楽園でシングル王座(EVE)に挑戦するミリー・マッケンジーだ。「彼女の闘いを見てプロレスを始めた部分もあるから(11・20新宿で)組んでみて光栄だった。やっぱり彼女は素晴らしいプロレスラー」。その新宿での日本のファンのリアクションについては「私のことを知らない人ばかりだから反応も薄いと思っていたけど真逆で。めちゃくちゃ反応が良くてすごく嬉しかった」と驚きもあったよう。

 若干17歳で、初めての異国の地でのタイトル挑戦。そこに多くの壁はあるかもしれないが、彼女はとにかく前向きに闘っていくと誓ってくれた。そんな期待の新星は「ほとんど分からない」という中でも、好きな日本語として「すごい」という言葉を挙げた。やはり年齢に注目がいきがちだが、メンタルが強く文武両道でブレない芯。まだまだ未知なる部分を秘めているビリーの「すごい」闘いで、日本のプロレスの聖地に衝撃を生み出す準備はできている。

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