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2023-03-17

猪木写真は語る! 猪木の闘魂タオルは緑、黄、青、橙、赤…色とりどり【週刊プロレス】

黄色いタオルを首に巻いたアントニオ猪木

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アントニオ猪木の写真集『アントニオ猪木 永遠の闘魂、激闘伝説』が発売中だ。

猪木といえば、首に赤いマフラーを巻いた姿を重い浮かべる人が多いだろう。晩年は人前に出る時は常に赤いマフラーだった。猪木のトレードマークとなっていた。

リング上においても、猪木=赤い闘魂タオル、というイメージを持つ人が多いのではないだろうか。1980年代の新日本プロレス・ブームの時の雄姿が強烈な印象を残しているのだろう。

しかし、現役時代の猪木は、じつはいろいろな色のタオルを首に巻いている。例えば、以下のような色だ。

・1960年代、「若獅子」と呼ばれ、ジャイアント馬場とのBI砲で世間を沸かせた日本プロレス時代…(オレンジ色)

・新日本プロレス旗揚げ戦のカール・ゴッチ戦…(緑色)

・1970年代初頭、新日本黎明期のタイガー・ジェット・シン戦、ジョニー・パワーズ戦、ストロング小林戦、大木金太郎戦…(黄色)

・1970年代中盤、ビル・ロビンソン戦、ウイリエム・ルスカ戦、モハメド・アリ戦など…(赤)

・1970年代後半、スタン・ハンセン戦、ボブ・バックランド戦、ザ・モンスターマン戦など…(青)

・1980年代以降、ハルク・ホーガン戦、ブルーザー・ブロディ戦、長州力戦など…(赤)

・1990年9月の30周年記念試合…(白)

このように、どちらかというと、ファイターとして脂がのっていた全盛期は、「オレンジ」「黄」「青」などが主。「赤」はハルク・ホーガンなどと満身創痍の苦しい闘いが続いていた斜陽期以降の定番だった。

写真集『アントニオ猪木 永遠の闘魂、激闘伝説』

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