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2023-03-23

IWGP失神の3年前、猪木を襲ったもう一つの“エプロン転落事件”!猪木写真は語る【週刊プロレス】

アントニオ猪木にとってスタン・ハンセンは1970年代後半~80年初頭にかけて最大のライバルだった

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猪木の最も有名なリング上の大事件といえば、1983年6月2日、第1回IWGP優勝戦における「失神事件」だろう。ダメージを負った猪木はエプロン(リングの端)に立った際、ハルク・ホーガンのアックスボンバーをトップロープ越しに食らい、そのまま場外に転落。失神してしまった。セコンドの手により無理やりリング上に運び上げられたが、舌を出したままピクリとも動かず、KO負けが宣せられた。「世界王座統一」を掲げ、自らが準備した2年越しの夢舞台で猪木は醜態をさらした。

じつはその3年前にも、似たような大失態を演じている。1980年2月8日、当時の外国人ライバル、スタン・ハンセンとNWFヘビー級王座戦で対戦。この試合でもエプロンに立ったところで、ハンセンのロープ越しのウエスタン・ラリアットをまともに被弾。そのまま場外に転落して起き上がれず、リングアウト負けを喫した。その結果、4年8カ月間守り続けたNWFヘビー級王座から陥落。猪木が虎の子のNWF王座を奪われたのは、1975年のタイガー・ジェット・シンとこのハンセンだけだった。

猪木にとって、エプロンには「巨大な魔物が棲んでいた」らしい。

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週刊プロレスNo.2235 (2023年3月29日号/3月15日発売) | 週刊プロレス powered by BASE

今週号の表紙は両国国技館でおこなわれた「アントニオ猪木お別れの会」のラストを「1、2、3、ダー!」で締めたオカダ・カズチカと孫の猪木尚登クンです。昨年10月1日に亡くなってから5カ月半。猪木とのお別れにプロレスファンが集結。縁のある選手、関係者が集った会の模様をリポート。また、猪木縁の人物が思い出を語ってきた連載「それぞれの闘魂伝」は最終回でオカダ・カズチカが登場。現在新日本の頂点に立つ者として新日本創始者への思いを語ります。新日本は「旗揚げ記念日」大田区大会と「NEW JAPAN CUP」中盤戦をリポート。オカダ&棚橋のドリームタッグが後藤&YOSHI-HASHIに挑戦したIWGPタッグ戦、SANADAvsKENTA、鷹木vsヘナーレなど注目試合を中心としたトーナメントの試合を詳報。NOAHは武藤敬司引退後初試合、後楽園大会はトピックスが目白押し。首の負傷でドクターストップのため引退となる原田大輔の1分間ラストマッチ、清宮vsジェイクの三冠前哨戦、注目度急上昇中のAMAKUSAのGHCジュニア防衛戦などをリポート。巻末言は武田取締役による武藤引退ドーム大会総括&これからのNOAH。企画ものはDDT5時間後楽園展望、東京女子有明直前特集2など。そのほかスターダム後楽園、DDT所沢、大日本・後楽園、GLEAT新宿、ドラゲー尾道、アイスリボン蕨、東京女子・新宿など掲載。【注意】発送後の返品・返金は原則不可とさせていただきます。送料は無料ですが、第三種郵便での発送となります。通常3~5日でのお届けとなります。土日祝日の配送がありません。また、事前に購入されても発売日にお届けすることは、お約束できません。ご了承ください。

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