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2023-04-02

田中稔と府川由美の18歳の愛娘・田中きずながwaveで鮮烈デビュー戦!【プロレス】

大きな声援を受けながらデビュー戦を闘い抜いたきずな

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2日、都内・新宿FACEにておこなわれたwave新宿大会にて、プロレスラーとして活躍を続ける田中稔と、元アイドルレスラーとして人気を博した府川由美の愛娘、田中きずな(18)が大歓声の中でデビューを飾った。

全日本女子とアルシオンで活躍した府川さんは、急性硬膜下血腫とクモ膜下出血で生命の危機にさらされる形で引退したことから、両親ともに娘がプロレスラーを目指すことに対しては猛反対したというが、その両親の反対を押し切ったきずなは、3月に高校を卒業したばかりの18歳。

幼い頃から憧れ続けたプロレスリングwaveでデビューすることを希望し、昨年の入団から1年の練習を積み重ね、この日のデビュー戦を迎えた。奇しくも、対戦相手には同じく3月に高校を卒業したマスクウーマンの炎華(ほのか)を迎え、18歳の新人選手同士によるデビュー戦が実現となった。

同団体にとっては2年ぶりの新人でもあり、高い期待感から場内が満員に膨れ上がる中、両選手はフレッシュかつ見事なファイトを展開。最後は炎華が丸め込みで勝利をおさめ、惜敗にきずなはバックステージで号泣となるも、将来への可能性を抱かせる両者のファイトに場内は大歓声を送った。

きずなは涙を拭いながらも、あらためて「小さい頃からプロレスに夢をもらって、その夢がひとつ叶って。私も誰かの夢になれるような選手になりたいと思います」と決意表明。


客席から心配そうに見つめ続けていた母の府川さんも「リングで堂々とたくましく見えて、私が新人だったときこんなにできてたかなって。表情だったり負けたくないという気持ち、一番大事な部分が体全部から伝わってきたし、両親のプレッシャーに潰れるんじゃなくて、それを武器にしようとしてて。もう応援するしかないですよね」とその勇姿に目を細めていた。

BBM SPORTS

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