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2023-07-27

【展望】競泳世界選手権6日目/男子100mバタフライ、2大会連続メダルなるか

昨年のブダペスト世界選手権男子100mバタフライでは水沼が銀メダルを獲得。2大会連続メダルなるか(写真◎Getty Images)

競泳の世界選手権は28日、6日目を迎える。この日、日本は予選全種目エントリーし、個人種目にはふたりずつ出場する。ここでは予選に出場する日本人選手を中心に展望していく。

男子100mバタフライには松元克央と水沼尚輝が出場。松元は自由形短距離が本職だが、昨年あたりからバタフライにも本格参戦。今年は日本選手権を50秒96の好タイムで制した。一方の水沼は昨年のブダペスト世界選手権同種目の銀メダリストで日本記録保持者。ここ最近は調子が上がっていなかったが、戻ってくればもちろんメダル候補。まずはそろっての決勝進出を果たしたい。

女子200m背泳ぎに出場するのは白井璃緒と弘中花音。白井は100m背泳ぎにも出場したが予選19位タイで準決勝に進めず。この種目のエントリータイムでは15番手と準決勝ライン上にいる。予選からしっかりと泳いでいきたい。弘中は今大会が初代表の高校生選手で、失うものは何もない。初の代表をつかみ取った勢いに乗って準決勝へと進みたいところだ。

男子50m自由形には塩浦慎理と中村克が出場する。注目は塩浦だ。東京五輪前後にはモチベーションの低下にも悩まされたが、今は愛娘に「自分が泳いでいる姿を見せたい」と意欲的に取り組む。また、50m自由形は前回の2001年福岡世界選手権時に山野井智広が3位タイで銅メダルを獲得しているが、山野井は塩浦の大学の大先輩にあたる。2001年の再現を目指し、決勝へ進みたい。また、このとき山野井と同着3位タイで銅メダルを獲得したのがローランド・スクーマン(南アフリカ)なのだが、なんと43歳ながら今大会にエントリー。もちろん大会最年長で、前回大会に出場しているのもスクーマンだけだろう。ベテランならではの技術を見せてくれそうだ。

女子50mバタフライには池江璃花子と相馬あいが出場する。池江はこの種目で今季世界ランキング7位。日本選手権を上回るパフォーマンスを見せてくれればメダルの可能性も十分にある。

男子800mフリーリレーには松元克央、眞野秀成、田中大寛、吉田冬優で挑む。パリ五輪出場枠確保に近づくためにも決勝進出、そして上位進出を目指したい。

女子800m自由形には小堀倭加と難波実夢が出場。小堀は400m自由形で予選10位と、あと一歩で決勝進出を逃した悔しさを、この種目で晴らしたい。

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