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2023-08-24

テリー・ファンクが死去…享年79【週刊プロレス】

テリー・ファンク

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24日、WWEが公式ホームページでテリー・ファンクさんが亡くなったことを発表した。享年79。

テリーは1944年6月30日、アメリカ・インディアナ州ハモンドでドリー・ファンク・シニアの次男として誕生。本名テレンス・ファンク。

1965年12月9日、プロレスラーとしてデビューし、1970年7月27日、日本プロレス「NWAワールド・チャンピオン・シリーズ」に初来日。1971年12月7日、ドリー・ファンク・ジュニアと組んでジャイアント馬場&アントニオ猪木を破り、インタータッグ王座を奪取。

1972年10月21日からの全日本プロレス旗揚げシリーズにも参戦。1975年12月10日、ジャック・ブリスコを破って第51代NWA世界ヘビー級王者に輝く。

日本でも防衛戦をおこない、1977年2月6日、ハーリー・レイスに敗れて王座陥落。同年12月15日、ドリーとの“ファンクス”で全日本プロレス「世界オープンタッグ選手権」制覇。最終戦のアブドーラ・ザ・ブッチャー&ザ・シーク戦で、ブッチャーのフォーク攻撃で右腕からおびただしい流血しながら闘う姿は、ファンの間で語り草となっている。

1983年8月31日、全日本プロレス蔵前国技館でスタン・ハンセン&テリー・ゴーディと引退試合をおこなったが、1984年11月22日、全日本プロレスで1年3カ月ぶりにカムバックを果たす。

1985年からWWF(現・WWE)にも参戦。同年11月15日にハルク・ホーガンのWWF世界王座に挑戦しリングアウト勝ちを収めたが王座移動はなかった。1986年4月7日には「レッスルマニア2」に出場し“ファンクス”でジャンクヤード・ドッグ&ティト・サンタナと対戦した。

その後も全日本、FMW、WCW、ECWなどで活躍。1995年5月3日、新日本プロレス福岡ドームに初参戦。国内外さまざまな団体で暴れ回り、2009年4月4日、ドリーとともにWWEの殿堂入り。日本での最後の試合は2014年12月11日、東京愚連隊後楽園ホール。船木誠勝&ミル・マスカラスと組んで、藤原喜明&NOSAWA論外&カズ・ハヤシとの一戦。近年は認知症の治療を続けていると報じられていた。

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