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2023-04-18

タイガーマスク突然の引退表明、猪木舌出し失神KO、テリー・ファンク引退、長州力ら維新軍結成…1983年のプロレス界【週刊プロレス】

失神KOしたアントニオ猪木

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NHK連続テレビ小説『おしん』(4月4日放送開始)が最高視聴率62.9%を記録し、東京ディズニーランドが開園(4月15日)、任天堂が「ファミリーコンピューター」を発売(7月15日)。そんな中、日本初のプロレス専門週刊誌『週刊プロレス』が創刊した。

プロレス界ではIWGP決勝でのアントニオ猪木の失神事件をはじめ、タイガーマスクの突然の引退表明やテリー・ファンクさよならシリーズの開催、長州力らの維新軍結成などが話題に。

〔1983年の主な出来事〕

★1月11日 全日本後楽園のシリーズ開幕戦に高千穂明久がザ・グレート・カブキとして初登場。フェースペイントと毒霧が人気を呼び“カブキ・ブーム”に。

★3月4日 新日本相模原のメインでアドリアン・アドニス&ボブ・オートン・ジュニアが木村健悟に対しハイジャック戦法を披露。ここからタッグにおけるツ―プラトン攻撃がブームに。

★4月3日 新日本蔵前で長州力が藤波辰巳のWWFインター・ヘビー級に挑戦。ラリアットで3カウントを奪い王座奪取(この年のプロレス大賞ベストバウト)。

★4月13日 前田明(日明)がイギリス遠征からゴッチ道場を経て1年2カ月ぶりに凱旋帰国。トレーニングパートナーを務めた髙田延彦も同時に帰国。

★5月6日 新日本福岡大会より「IWGP決勝リーグ」が4週間オフなし28興行で開幕。

★5月7日 全日本女子川崎にて女子プロレス初の髪切りマッチ。WWWA世界シングル王者のジャガー横田がラ・ギャラクティカに敗れ丸坊主に。

★6月1日 5月途中から新日本のシリーズをボイコットしていた長州力&アニマル浜口がフリーとなることを宣言。

★6月2日 新日本蔵前でのIWGP決勝戦でアントニオ猪木がハルク・ホーガンのアックスボンバーを受け舌を出して失神、KO負け。病院へと搬送される。当日夜のニュース番組や翌朝の一般新聞でも報じられた。

★7月28日 ベースボール・マガジン社から日本初の週刊プロレス雑誌「週刊プロレス」が創刊。それまでの月刊「プロレス」が週刊誌化。定価250円だった。

★8月10日 タイガーマスクがテレビ朝日と新日本に契約解除を申し入れる文書を送付。12日に佐山聡が新日本事務所を訪れマスクとNWA世界ジュニアベルトを返上。

★8月26日 猪木、坂口征二、新間寿氏の渡米中に新日本社内でクーデターが勃発。猪木が社長職、坂口が副社長職を追われ、新間氏が謹慎処分に。2日後の田園コロシアムでラッシャー木村を破りカムバックした猪木は「オレの首を刈っ斬ってみろ!」とクーデターを企てた社員をアジテート。

★8月31日 全日本蔵前でテリー・ファンクが引退記念試合。兄ドリーとのコンビでスタン・ハンセン&テリー・ゴーディと対戦し、テリーがゴーディにダイビング回転エビ固めを決め、有終の美。

★10月5日 長州、キラー・カーン、浜口、谷津嘉章の4人が「維新軍団」を結成。

★11月3日 新日本蔵前で正規軍vs維新軍の4対4対抗戦がおこなわれ、維新軍が勝ち越し。

★12月8日 新日本蔵前にて猪木&ホーガンがディック・マードック&アドリアン・アドニスと優勝決定戦をおこない「第4回MSGタッグリーグ戦」を制覇。2年連続優勝。

★12月12日 全日本蔵前にてハンセン&ブルーザー・ブロディがジャンボ鶴田&天龍源一郎に勝利し「世界最強タッグリーグ戦」初優勝。

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週刊プロレスNo.2240 (2023年5月3日号/4月19日発売) | 週刊プロレス powered by BASE

今週号の表紙は11年ぶりに開催が決まった「ALL TOGETHER AGAIN」の会見に集結した新日本の棚橋弘至、全日本の宮原健斗、NOAHの清宮海斗です。プロレス業界としてコロナからのリスタートとアントニオ猪木さん追悼の意味を込めた大会の開催発表会見を再録。また巻末言では過去2回メインに出場した棚橋が開催意義を語っているので必読。スターダムは代々木でビッグマッチ開催。「シンデレラトーナメント」はMIRAIが桜井まいを破って、史上2人目となる連覇達成。メインでは横浜アリーナ決戦を前にジュリアと中野たむがワールド王座最後の前哨戦。試合後には白川未奈と月山和香のコズエン離脱、さらには安納サオリの電撃加入など波乱続出の大会を巻頭で詳報。横浜アリーナへ向けて中野と白川のインタビューも掲載。新日本関連は新IWGP世界ヘビー級王者・SANADAとJust 5 Guysで結託したタイチの対談を企画。試合はアメリカで始まったIWGP世界&ジュニアの前哨戦もリポート。NOAHは仙台ビックマッチを追跡。GHCヘビー級王者のジェイク・リーが中嶋勝彦を下してV1のほかタイトルマッチ中心にリボート。5・4両国決戦へ向けた動きも加速。そのほか全日本・名古屋&浜松、DDT新宿&新潟、ドラゲー福岡、大日本・後楽園&札幌、GLEAT後楽園、東京女子・後楽園、仙女・新木場、アイスリボン川口など掲載。【注意】発送後の返品・返金は原則不可とさせていただきます。送料は無料ですが、第三種郵便での発送となります。約1週間でのお届けとなります。土日祝日の配送がありません。また、事前に購入されても発売日にお届けすることは、お約束できません。ご了承ください。

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