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2023-10-31

NOAH退団の中嶋勝彦が全日本事務所電撃訪問!「三冠をいただく」【週刊プロレス】

31日午前、中嶋勝彦が都内・文京区湯島の全日本プロレス事務所を訪問。福田剛紀社長に三冠ヘビー級王座挑戦を迫るとともに「全日本乗っ取り」を宣言した。

10・21後楽園の三冠戦後に突然現れて、負けた宮原健斗を花束でぶっ叩いた中嶋。全日本への何らかの意思表示と思われたが、狙いはやはり三冠ベルトだった。

初めて全日本事務所を訪れた中嶋は、スタッフへの挨拶もそこそこに福田社長の姿を見つけて向かう。ちょうどハロウィンパーティーの準備中だった社長に「ここで会見していいですか?」。場違いな雰囲気での会見となった。

中嶋「俺がここに来た理由。そして、ここで会見を開く理由。ひと言だ。全日本プロレスを乗っ取りに来た。そのためにはまず全日本プロレスの至宝、三冠をいただく。もう一度言うぞ。全日本プロレスを乗っ取って三冠をいただく。福田社長、全日本プロレスに闘魂スタイルのこの中嶋勝彦が挑戦表明だ。組んでくれるよな?」

福田社長「そうおっしゃられても急には…。チャンピオンの青柳選手に聞いてみないと、いまはなんとも…」

中嶋「急でもなんでもないだろ。知ってるよ、チャンピオンの青柳。先日も最高の男を、宮原健斗を破って防衛したもんなぁ。俺がそのチャンピオン、青柳選手に勝てばいいんだろ? 次はどこだっけ? 11月5日、北海道だったよね?」

福田社長「そうですね」

中嶋「行ってやるよ」

福田社長「まずは青柳選手に確認を取らないと…」

中嶋「社長なんでしょ? まぁいい。挑戦表明だ。全日本プロレスをジャックして、この俺中嶋勝彦がプロレス界の地形ごと変えてやる。話は以上だ。(質問をさえぎって)お集まりいただいてありがとうございます。(福田社長に)いいですね、楽しそうで。社長、なんでルイージなんですか。めちゃくちゃおもしろいですね。ハッピーハロウィン」

その後、勝手に社長室に場所を移してあらためてコメント。

中嶋「(注目されるなか全日本を選んだ理由は)シンプルですよ。理由は全日本プロレスが一番歴史の深い団体だから。

(いきなり三冠に)うん。乗っ取るためにはまずは三冠でしょ。なんで? 全日本に来る理由は三冠、まずはそこでしょ。

(三冠ベルトじたいの印象は)歴史の深い、一番古いベルトでしょ。

(長いスパンでの参戦を考えている)長いスパン、いる必要ある?

(ベルトを取れば防衛戦がある)さぁどうだろうね。そのときになってみないと。

(その先に宮原選手を見ているということは)こないだ負けたからね。俺にとって必要なのは、べつに健斗ではない。三冠、さっきも言ったように。一番歴史の古い三冠が、いまの俺には必要だ。

(闘魂スタイルと言っていたが)俺の歴史。(チャンピオン・カーニバルの優勝トロフィーを見ながら)いいねぇ。若いときから見てたよ、このトロフィーも。

(最強タッグへの興味は)ないね。俺にはいま三冠が必要だ。

(一人で乗り込む)きょうも一人でしょ?

(全日本以外への参戦は)見ての通り俺はフリーエージェントだから」

「動き出した中嶋勝彦から目を離すな」と言い残して全日本事務所を後にした。福田社長は「他団体をやめてすぐ全日本に来ていただけたことには感謝はしてます」と言いつつ、後楽園に続いて2度目の乱入となった中嶋に対して「全日本に来たらそうは問屋はおろさないってところを見せたいですね」と、語気を強めた。

11・5札幌の夜興行での三冠戦開催はすでに決定しているが、挑戦者は未定。全日本はチャンピオンの青柳に確認次第、正式に中嶋の挑戦を発表する方向だ。

拳王が連載で中嶋勝彦に辛らつ発言連発…週プロ送料無料通販!

週刊プロレスNo.2272 (2023年11月15日号/11月1日発売) | 週刊プロレス powered by BASE

今週号の表紙はNOAH福岡ビッグマッチでジェイク・リーを破り3度目のGHCヘビー戴冠を果たした拳王です。試合後のマイクも含めて拳王の覚悟が詰まった試合を中心に中嶋勝彦NOAHラストマッチ、そのほかGHCタイトル戦中心に巻頭から詳報。新日本はジュニアタッグリーグ中盤。ギクシャクした関係ながら星取り的には順調なエル・デスペラード&マスター・ワトのリーグ戦ほか、アメリカAEWで実現したオカダ・カズチカとブライアン・ダニエルソンのタッグ対決などもリポート。いよいよ引退試合が目前に迫ってきたDDT赤井沙希の特集を企画。いまの気持ちを赤裸々に語るインタビューのほか、これまでのプロレスキャリア振り返りなど引退試合を前に必読。その赤井が参戦して荒井優希と注目シングルマッチをおこなった東京女子・後楽園リポートも注目。企画ものでは創刊40周年企画として限定復活している「ヒューマンストーリー」。その第3弾として全日本の三冠王者・青柳優馬が登場。プロレスラーを志した原点から振り返ります。巻末言ではWWEを退団しリングネームも新たに帰国した黒潮TOKYOジャパンを直撃。気になる今後について聞いてます。そのほかスターダム立川、ドラゲー広島、大日本・後楽園、GLEAT梅田、ZERO1新木場、ドラディション大阪、2AW千葉など掲載。【注意】発送後の返品・返金は原則不可とさせていただきます。送料は無料ですが、第三種郵便での発送となります。約1週間でのお届けとなります。土日祝日の配送がありません。また、事前に購入されても発売日にお届けすることは、お約束できません。ご了承ください。

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