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2024-02-05

【訃報】人気女子レスラー、朝陽さんが死去。不慮の事故に遭い、21歳の若さで【週刊プロレス】

21歳の若さでこの世を去った朝陽さん

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アイスリボンでデビューし、現在はアクトレスガールズで活躍していた人気女子レスラー、朝陽(あさひ/本名非公開)さんが2月1日に亡くなっていたことが当サイトの取材で明らかになった。享年21。朝陽さんが所属していたアクトレスガールズが5日にSNSで発表した。2月1日、朝陽さんは都内で不慮の事故に遭い、21歳という若さでこの世を去ってしまった。

アクトレスガールズは5日午後1時に以下のように更新した。

「去る2024年2月1日に弊社所属の朝陽が不慮の事故に遭い、永眠いたしましたことをご報告申し上げます。
応援してくださったファンの皆様、お世話になった関係者の皆様にはこのようなご報告となり大変残念でなりません。
ここに心から哀悼の意を表するとともに謹んでお知らせいたします。
また、あまりにも突然の訃報に一同いまだ現実を受け止め切れていないこともあり、2月9日に予定している新木場公演を当面、中止と発表させていただきます。何卒皆様のご理解を賜りますようお願い申し上げます。

最後になりますが、本件に関してSNSや会場等で他のメンバーへ直接ご質問されることがないようお願い申し上げます。
これまで朝陽へのたくさんの応援を頂いた皆様に感謝を申し上げます。
アクトレスガールズ」

アクトレスガールズ坂口敬二代表は、不慮の事故でこの世を去ってしまった朝陽さんの死という事実の大きさ、最愛の娘を突如として失った遺族の心情、大きな悲しみとショックを受けた所属選手らの精神状況などを鑑み、9日に東京・新木場1st RINGで予定されていた「ACTwrestling Step33 / 新木場公演」の中止を決めた。
朝陽さんは2017年8・25後楽園の豊田真奈美戦でデビュー
 朝陽さんは2017年8月27日、女子プロレス団体「アイスリボン」後楽園ホール大会でデビュー。当時14歳、中学3年生の彼女は“飛翔天女”豊田真奈美さんがデビュー戦の相手を務めたことからもわかる通り、期待の新人として初陣を飾った。

だが、その後なかなか結果を出すことができず、連敗街道をまっしぐら。2019年12・31後楽園大会でようやく自力初勝利を挙げる。デビューから2年4カ月、137戦目の勝利を自身のリングネームにちなんだオリジナル技ビクトリーサンライズでつかみ取り、喜びを爆発させる姿が印象的だった。

 リング上では“フレッシュサンライズ”のニックネームにふさわしいファイトを見せていた朝陽さん。リングを降りればアイスティーとマクドナルドが大好きな普通の女の子だった反面、学業とプロレスの文武両道に悩むことも多く、2020年9月から約1年、長期欠場したこともあった。

 それでも2021年8月に復帰した朝陽さんは、人気選手の大量離脱に揺れる団体を支えるべく奮闘。2022年5月、同年大晦日にはアイスリボンの最高峰王座ICE×∞に2度挑戦したが、ともに敗戦。同年11月には団体活性化の起爆剤として、プロレスの看板を外したアクトレスガールズとの交流を批判覚悟で実現させる。だが、一度は合意に至った両団体の交流だが、それぞれの認識に齟齬があったことで白紙に。これにショックを覚えた朝陽さんは2023年3月をもってアイスリボンを退団。石川奈青との試合が“プロレスラー朝陽”最後の試合となった。
プロレスラー朝陽の最後の試合は2023年3・25蕨、盟友・石川奈青とのマッチアップだった
 アイスリボン退団後、アクトレスガールズに移籍。ユニット「てっぺん☆」に所属し活躍。昨年10月には同団体のシングル王座、AWG Single Championship に挑戦。試合には敗れるも、朝陽さんの奮闘は後楽園ホールを大いに盛り上げた。また2月には、アクトレスガールズが業務提携する全日本プロレスでの提供公演への出演が内定するなどさらなる活躍が期待されるなか、1月31日の新木場公演の翌日に21歳という若さで帰らぬ人となってしまった。

 ご冥福をお祈りいたします。

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