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2024-02-13

北海道文教大学スポーツアリーナ新築工事【1F雨天体操場の照明、防球ネット、人工芝 Part2】

1F雨天体操場の人工芝を仮で全面に広げた状態

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アスファルトコンクリート舗装の上を高所作業車が移動して防球ネットのワイヤーを張っていく

 アスファルトコンクリート舗装の下地が完成。完全に乾いたところで、スポーツアリーナ内に高所作業車を入れて、防球ネットを支えるワイヤーを張る作業が始まりました。

高所作業車で、間仕切りネットを張っていく

 ワイヤーを張り終えました。オレンジ色の移動式シザース型高所作業車は、真上にしかプラットフォームを動かせないので、作業効率を上げるため、細かくプラットフォームを動かせる水色の屈折ブーム式に変更。ネットを張る作業がスムーズに進行していきます。

2台の高所作業車で側面ネット張り

 スポーツアリーナ奥の側面のネットを張り終えたら、天井ネットも張っていきます。まだ天井の照明に電気が通っていないため、下から照明で作業個所を照らします。また、作業車の上は排気ガスが溜まりやすいため、強力な扇風機で換気します。

スポーツアリーナの4つの側面ネット、天井ネットが完成

 スポーツアリーナ4つの側面を覆うネットと天井ネットが完成しました。

スポーツアリーナの空間を4つに区切るカーテン式の間仕切りネット

 縦60mあるスポーツアリーナを区切るため、15mごとに間仕切りネットを3つ張りました。(写真に写っているのは間仕切りネット2つのみ)

縦に区切る間仕切りネットも完成

 続いて横32mの中央に間仕切りネットを設置。これで間仕切りネットをすべて閉じると、アリーナ全体を8等分して15m×16mの広さのバッティングゲージのような空間を作り出せるようになりました。

トラクターで長さ60mの人工芝を敷いていく

 防球ネットの下部2m程度をまくり上げ、人工芝の敷設作業が始まりました。今回使用した人工芝は耐久性抜群で、芝の立ちが非常に良いXWRシリーズの長さ60mmです。まずはトラクターを使って人工芝ロールを広げていきます。

端のラインを入れながら、人工芝を敷いていく

 人工芝の端にある白いラインを最初に切り取っておき、ライン、ホームベース、バッターボックス、マウンドのサイズに合わせてカット。これらのラインを入れながら、人工芝を敷いていきます。2本の黒く、細長い筒は、人工芝ロールの芯です。

まだ人工芝のない個所では、高所作業車を入れてネットを張っている

 まだ人工芝を敷いていない場所では、高所作業車でのネット張り作業が引き続き行われています。

人工芝を全面に敷き終わる(仮)

 まだ接着は完了していない状態ですが、人工芝を仮で敷き終わりました。左に見える白いラインはすでにジョイントテープと接着剤で貼り付けてあります。

Part3に続く
Part1はこちらから

施工業者:ベースボール・マガジン社、株式会社オータニ、東芝エレベータ株式会社、新太平洋建設株式会社

文◎池田晋 写真◎BBM

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