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2024-03-25

北海道文教大学スポーツアリーナ新築工事【1F雨天体操場の照明、防球ネット、人工芝 Part4完成】

珪砂、黒ゴムチップの充填剤をほぼ撒き終わったスポーツアリーナ1F雨天体操場

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人工芝敷設が完了し、再び防球ネットの作業が再開

 人工芝の敷設が完了したところで、一時中断していた防球ネットの作業が再開されました。人工芝敷設のためにまくり上げていたネット下部をすべて降ろして、ワイヤーに巻き付け、外、倉庫、トレーニングルームなどへの出入り口にも、それぞれの使用用途に合ったネットを取り付けていきます。

スポーツアリーナのシャッター前には、最も大きなカーテン式出入口を設置

 こちらはシャッターのある出入口に、カーテン式ネットを取り付けているところです。出入口のネットの下部には、すべて重りのチェーンを取り付けてあります。このネットにボールが当たっても、外に飛び出ないようにするためです。

トレーニングルーム、トイレ、監督室などへの出入口

 トレーニングルーム、トイレ、監督室などへの出入り口には、スライド式のドアがあり、そこのネットは片側まくり上げ式にしました。

練習器具、用具を保管する倉庫前のカーテン式出入口

 バッティング用ネット、ボール、バットなど練習用具や器具を保管する倉庫前は、開いたままで多くの用具を出し入れできるようにカーテン式ネットにしてあります。

打撃練習用にバッターボックスと同じサイズの人工芝を作成

 スポーツアリーナの側面には、片側まくり上げ式の出入口ネットを4カ所設置。そのすぐ外側にバッターボックスサイズに切り抜いた打撃練習用人工芝マットを保管しています。打撃練習を始めるとき、準備と片付けの時間を最小限にとどめるための工夫です。

中央のネットを閉じてスポーツアリーナを半分に分けた状態

 スポーツアリーナを半分に分ける間仕切りネットを閉じた状態です。巨大なネットは両端から引っ張り、中央で数メートル重なり合う作りになっています。

ネットをすべて開いた状態でノック

 こちらは、野球部の練習風景です。ネットをすべて開いた状態でノックを行っています。

ネットをすべて閉じて8つに分けた空間でそれぞれ打撃練習

 ネットをすべて閉じて、スポーツアリーナを8つの空間に区切って打撃練習です。ピッチングマシンを使った練習もあれば、2人の打者が同時に打撃練習を行うカ所もあり、空間を多様に使い分けています。

2Fブルペンで投球練習の準備

 最後に2階ブルペンの練習風景をお届けします。ここでは投手、捕手たちが投球練習の準備をしています。

2Fのブルペンは5投手が同時に投げられる

 ブルペンで4人の投手が同時に投げています。最大5人まで同時に投げることができます。マウンド、バッターボックスのすぐ横に窓を設置してあり、1Fの練習場からでも2Fの様子をチェックできる作りになっています。

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2Fブルペンの人工芝工事はこちらから

施工業者:ベースボール・マガジン社、株式会社オータニ、東芝エレベータ株式会社、新太平洋建設株式会社

文◎池田晋 写真◎BBM

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