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2024-05-27

【令和6年名古屋場所予想番付】

平戸海は三賞獲得なしで新小結となりそう

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平戸海の新三役確実、若隆景が幕内復帰へ

霧島が大関から陥落、大関が3人、関脇が3人になりそうだ。
 
夏場所優勝の大の里が新関脇。一気に大関へと駆け上がるか。大の里と対照的に、じりじりと番付を上げてきた平戸海が、新三役(小結)到達が確実。夏場所、惜しくも敢闘賞を逃したため、三賞獲得経験なしでの新三役となる。
 
平幕の筆頭近くに上がってくるべき成績の力士が少なく、かつ夏場所は平幕上位で小さく負け越した力士が多くて前頭3~6枚目あたりがダンゴ状態になる影響で、御嶽海や湘南乃海あたりが急浮上する可能性も。このあたり、どういう判断を新たな審判部が下すかは分からないが、夏場所西7枚目で8勝の御嶽海と西8枚目で8勝の琴勝峰の地位が大きく開いたり、夏場所東西10枚目の湘南乃海と金峰山が1勝の差で番付が何枚も開くという珍現象が起こることもあり得ると予想する。
 
平幕では、湘南乃海、欧勝馬、美ノ海が自己最高位を更新する見込み。
 
十両と幕内の入れ替えでは、夏場所十両優勝の若隆景が1年ぶりに幕内に復帰。人気者の遠藤も1場所で幕内復帰の見込みだ。阿武剋の新入幕はわずかに届かないか。また、春場所新入幕優勝の尊富士の幕内残留はちょっと難しいかもしれない。
 
夏場所は休場者が多かったのと、十両では何人かの好成績者に白星が偏り、そのメンバーがほとんど幕内へ上がってしまうこともあって、十両は全体にかなり優しい番付になりそう。大翔鵬あたりは二ケタ敗戦を喫したが、わずかな番付降下で済みそうな感じもある。
 
十両と幕下の入れ替えでは、嘉陽、生田目、木竜皇、藤青雲と、昇進候補が4人。陥落に該当する星の力士が3人しかおらず、どうなるか注目される。

名古屋場所予想番付

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