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2025-01-27

【輝け! 2024スポーツカード大賞】2024年のスポーツカード業界を振り返る(#10)ベストフォト部門

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高橋 最後は堀米雄斗選手ですね。すみません、これはアルビレックスのキャプテン・堀米悠斗選手ではないんです。

佐伯 全然すみませんではないから(笑)。

高橋 「EPOCH ONE」でカード化されたスケートボードの堀米選手ですね。金メダルを取った時の競技中の写真を使っているのですが、このシーンは今回のパリオリンピックで一番声を上げて興奮したというか、驚いた瞬間でした。

堀米雄斗
堀米雄斗

佐伯 あの最後のめちゃくちゃ難易度の高い技か。

高橋 ノーリーバックサイド270(トゥーセブンティー)テールブラントスライドという大技です。

佐伯 思い出しますね、これは。

高橋 説明不要かと思いますけど、この最後のトリックで97.08点。

佐伯 そうでした。

高橋 それまではアメリカのジャガー・イートン選手が1位で、堀米選手はずっと失敗で暫定7位だったんですけど、最後の最後で決めて金メダル取ったんですよね。このトリックがどういう技かと言うと、ボードの前側を叩いて、後ろ向きにレールが見えない状態で引き足と逆の足で飛び上がりながら270度回転して、後輪部分をレールにかけて滑り降りるという、とんでもない難易度なんです。

中川 説明を聞いてもわけがわからない(笑)。

高橋 世界で堀米選手しかできない技で、「ユウトルネード」とも呼ばれているそうです。スケボーをやっている人にとっては、もう人間技じゃないというくらいのレベルらしくて、実況されていたアナウンサーも得点が出る前に「大逆転の金メダリストだ!!」と絶叫するくらい完璧に決まった技だったんですね。もう世界で一番かっこいい技で金メダルを決めた瞬間なので、これは選ばせていただかないと、と思いました。

佐伯 あの夏の興奮を思い出しますね。

高橋 最高の瞬間でした。私からは以上です。

中川 勉強になりました(笑)。

佐伯 「EPOCH ONE」は最近チェックしていなかったから、このカードが出ているのを知らなかったです。

中川 2025年1月には堀米選手に来ていただいて渋谷店でイベントしますからね。

高橋 すごいですよね。

佐伯 間違いなく大盛況でしょう。さあ、候補は出ましたけど、どれにしましょうか。

高橋 僕としては、宮本選手と言いたいところなんですけど、堀米選手がかっこよかったと思います。菊池選手も捨てがたいんですけど。

佐伯 ここは堀米選手にしましょうよ。今、高橋店長のプレゼンを聞いているだけで思い出しましたから。そうだ、そうだったって。「EPOCH ONE」の堀米選手の優勝シーンに決定!

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