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2025-01-18

【マリーゴールド】18歳の“スーパールーキー”山岡聖怜、デビュー5戦目のベルト奪取を誓う「必ず勝って、奈七永さんとベルトを巻きます!」【週刊プロレス】

1・19後楽園でツインスター王座に挑む山岡聖怜(18歳)

18日午後、マリーゴールドの林下詩美、桜井麻衣、MIRAI、山岡聖怜が東京・秋葉原のエンタバアキバでイベントを開催。同店ではマリーゴールドSHOP IN SHOPが期間限定でオープンしていたが、その最終日のスペシャルイベントとしてトークショー&サイン&撮影会がおこなわれ、100人を超えるファンが足を運んだ。
秋葉原でイベントをおこなった(写真右から)MIRAI、詩美、桜井、山岡
新春ビッグマッチ1・3大田区で鮮烈なデビューを果たした“スーパールーキー”山岡がデビュー後にこうしたイベントに参加するのは初めて。「試合より緊張しました」と笑う18歳は明日19日のマリーゴールド東京・後楽園ホール大会でツインスター選手権試合に挑戦。“プロレスのお母さん”と慕う高橋奈七永とタッグを組み、女子プロ界の超獣コンビ、ボジラ&タンクが持つタッグベルトに挑む。
 前述したとおり、山岡は1月3日にデビューしたばかり。初陣からわずか16日、デビュー5戦目のタイトル挑戦は異例中の異例。さしものスーパールーキーも明日に控えた大一番を前に緊張を隠し切れなかったが、「奈七永さんがいなかったらデビュー戦まで来れてなかったんじゃないかって思うぐらい」の大恩人からの指名を受けてのツインスター挑戦。これに応えなければ女が廃るとばかりに気合を入れる山岡は、奈七永との合体攻撃&連携も練習済みであることを明かし、「チャンスをものにします。必ず勝って、奈七永さんと2人でベルトを巻きます」と宣言する。

5・24代々木での現役引退を発表している奈七永にとってタイトル挑戦の機会は限られてくる。もしかしたら今回のツインスター挑戦が結果的に最後になる可能性だって十分ある。だからこそ山岡は「親孝行したいです。やっぱ勝って、一緒にベルトを取ることが最大の恩返しかなって思うので。頑張ります。どれだけ大きくて、どれだけ強い相手でも負けることは考えない。負けない心を持って強気でいきます」。

1・3大田区で第2代ツインスター王者になったボジラ&タンクはデカくて強い。ともに180センチオーバーの巨体はハッキリいって規格外。スーパールーキーと言われる山岡とて、キャリアや実績を考えれば100人中99人が負けを予想するのではないか。だが、それでも百戦錬磨の奈七永とスーパールーキー、山岡なら――期待せずにはいられない。

奈七永&山岡はパッションを燃やし、ツインスターのベルトを取れるのか。1月19日、後楽園ホールで運命のゴングが鳴る。
1・19後楽園でツインスター挑戦を果たす奈七永&山岡(写真右)
そんな山岡との一問一答は以下の通り。

山岡「(初のタイトル挑戦が明日に控えていますが?)緊張しすぎてます。

(デビュー戦とは違う緊張ですか?)違いますね、デビュー戦より緊張してます。やっぱタッグっていうことで(パートナーに対する)責任もあるし。奈七永さんの横だから安心できるけど、やっぱ一緒に輝きたい。

(高橋選手に頼りきりになるのではなく?)はい。ちゃんと技も決めたいし、やっぱ情熱的に。この試合に対してすごく気持ちこもってるから、情熱的な試合ができるんじゃないかなって思うけど、できなかったらどうしようっていう気持ちもあって。

(その結果、デビュー戦以上の緊張感が生まれていると?)そうですね。でも、奈七永さんと組んで試合をする以上、最高の試合にして2人でベルト巻きたいです。
第2代ツインスター王者・ボジラ(写真右)&タンク
(山岡さんにとって、高橋奈七永ってどんな存在ですか?)お母さんみたいな存在でもあるし、一番は信用できる、信頼できるひと。マリーゴールドのなかで一番信じてる選手です。練習生のときからホントいろいろ相談させてもらって、アドバイスをいただいて。奈七永さんがいなかったら、もしかしたらデビュー戦までこれてないんじゃないかなって思うぐらいです。

(そんなに…!)はい。デビューする前、やっぱプレッシャーに負けそうになって、ちょっとねじ曲がってしまった時があって。自分に負けそうな時、考えを変えられたのは奈七永さんの言葉があったから。奈七永さんに話を聞いてもらって、励ましてもらって、アドバイスいただいて。

(そんなことがあったんですね)たしか遠征の時だったと思うんですけど、悩んで寝れなくなっちゃって。奈七永さんは次の日試合あるのに、私が落ち着くまで話を聞いてくれて、『お風呂にお湯ためて、眠くなるまでつかること! そしてちゃんと寝ること!』みたいに言ってくれて。

(ホントのお母さんみたいですね笑)はい(笑)。プレッシャーがあるから頑張れるんだとか、期待してもらえるのはいいことだっていうのとか、ポジティブに考えるってめっちゃいいことだなって。

(そんな高橋さんから1・3大田区の試合後、ツインスター挑戦を打診されましたが?)びっくりしましたけど、ずっと奈七永さんと組みたいって言ってきたので。(5月の奈七永)引退までにシングルで闘いたいし、タッグも組みたいって。だからめっちゃうれしかったです。ジュリアさんに会った時ぐらいの、ドキンみたいな。

(勝利が恩返しになるのでは?)恩返ししたいですね。親孝行したいです。やっぱ勝って、一緒にベルトを取ることっていうのが最大の恩返しかなって思うので。頑張ります。どれだけ大きくて、どれだけ強い相手でも負けることは考えない。負けない心を持って強気でいきます。
デビュー戦でジャーマンを決めた山岡
(とはいえ王者のボジラ&タンクはともに180センチオーバーの大型タッグです)デカいです、強いです。でも、大きい人には弱点ってあるじゃないですか。下(足)を攻めていきたいなって。アンクルホールドを決めたり、タックルを仕掛けたり。ちょっとずつ足とか攻めたらいけるイメージがあるので。

(合体攻撃とか連携は考えてますか?)考えてます。(具体的には)秘密ですけど、それがハマれば流れに持っていけると思うので。

(キャリアを考えれば山岡選手が狙われる試合になると思いますが?)そうですよね。でも、(予想を)裏切りたいし、やられても私はギブとか負けたり絶対しないので。根性を見せつけたい。それに(奈七永から)パッション注入されてるんで、私もパッションを見せられたらなって。

(2人でベルトを巻いてる姿がイメージできてますか?)できてます。もう見えます、見える。(1・3大田区で)最高のデビューができましたけど、最高のタイトルマッチにします。

(デビュー5戦目でのタイトル挑戦は予想していた?)してなかったです。まったく想像してなかったです。でもこのチャンス、ものにします。必ず勝って、奈七永さんと2人でベルトを巻きます」
1・19後楽園のビジュアルイメージ
マリーゴールド「New Years Golden Garden 2025」
★1月19日(日)東京・後楽園ホール(11:30)
▼ツインスター選手権試合
<王者組>ボジラ&タンクvs高橋奈七永&山岡聖怜<挑戦者組>
※第3代王者組初防衛戦
▼ユナイテッド・ナショナル選手権試合
<王者>桜井麻衣vs野崎渚<挑戦者>
※第2代王者初防衛戦
▼スーパーフライ級選手権試合
<王者>ビクトリア弓月vs真白優希<挑戦者>
※第2代王者初防衛戦
▼林下詩美vsメガトン
▼MIRAI&松井珠紗vs青野未来&翔月なつみ
▼石川奈青&瀬戸レアvs 山田奈保&リアラ
▼後藤智香vs勇気みなみ
▼咲村良子vsCHIAKI

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