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2025-01-28

大きな2つの節目――聖地にて「闘龍門エックス」終焉、ウルティモ・ドラゴンは自身を封印【週刊プロレス昔話】

最後はみんなで歌って踊り、ハッピーエンドとなった

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2004年9月9日、後楽園ホールでおこなわれた興行にて「闘龍門エックス」は終焉を迎えた。闘龍門はそもそもレスラー育成のための学校であり、その機能を終えたことになる。ただメキシコでは今後もその機能を継続。さらなるスターの発掘への道はここで終わるわけではない。

その最後の日。佐藤秀&佐藤恵(現在のバラモンシュウ&ケイ)とともにセーラーボーイズとして活動していた石森太二が団体を引っ張るエースとしてメインに出場。それでも邪道&外道&竹村豪氏のトリオに敗北し、明るく終わることはできなかった。

メイン後、ウルティモ・ドラゴン校長がリングに上がってマイクを持つとまさかの発言。「ひじょうに残念だけど、10月いっぱいでウルティモ・ドラゴンを封印する」と言うのだ。これは引退というわけではなく、マスクを被ってのウルティモとのしての活動を封印するということ。そうしてひとつの団体の終わりと、さらにその団体を作った校長の終わりを迎えたこの日。最後はみんなで歌って踊ってハッピーエンドとなったが、大きな節目になったことは間違いない。

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