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2025-01-20

MA-G-MA(現・マグニチュード岸和田)が天王山を制して「大阪で一番強いのはオレや!!」【週刊プロレス昔話】

決勝の舞台へと歩を進めるMA-G-MA

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2002年の秋、大阪プロレスとしては3回目のシングル最強決定トーナメント「天王山」がおこなわれた。決勝の舞台は11・9大阪。向き合ったのは同日におこなわれた準決勝でGammaとのルード対決を制したMA-G-MAと、エル・サムライを下し“ストップ・ザ・新日本”を果たした村浜武洋だ。

過去2回は正規軍同士で争われた優勝決定戦、ゆえに大阪プロレスにとっては聖域だった。だがルードのトップとして君臨するMA-G-MAが圧倒的パワーで村浜を撃破。そして表彰式もぶち壊すという暴走ぶりで、当時の王者であったスペル・デルフィンさえも挑発していく。

普段は楽しさ、面白さを前面に打ち出している同団体。だが、こと天王山に関してはどの選手も目の色を変える。えべっさんやくいしんぼう仮面でさえ普段とは別の顔を見せ、大阪プロレスはお笑いだけではないんだという部分を立証するシリーズ。その大一番でMA-G-MAも実力で立証してみせた。「大阪で一番強いのはオレや!!」と。

ちなみにMA-G-MAは翌年、翌々年も優勝して天王山3連覇を達成。2005年に退団してマグニチュード岸和田に改名するも、相変わらず「大阪で一番強い男」であることに変わりはない。

BBM SPORTS

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