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2025-04-27

Sareeeが悲願のIWGP女子取りへスターダム出撃。4・27横浜アリーナ大会来場を宣言

スターダム横浜アリーナ出撃を宣言したSareee

“プロレス界の太陽神”SareeeがIWGP女子王座取りへ、ついに動き出す。

本日4月29日、神奈川・横浜アリーナで開催される女子プロレス界今年最大のビッグイベント、スターダム「ALL STAR GRAND QUEENDOM 2025」。Sareeeがかねて切望しているIWGP女子奪取を果たすべく、同大会でおこなわれる王者・岩谷麻優vs挑戦者・朱里の一戦を見届け、挑戦表明に動くことを宣言した。
ライバルにして、現王者・岩谷が表紙の週刊プロレスを持つSareee
 昨年4月、Sareeeはスターダム横浜BUNTAI大会で王者・岩谷に挑むも惜敗。1年間リベンジの機会を狙ってきた。一方、朱里とは今年3月のSareee自主興行で一騎打ちをおこなうも30分ドローに終わっている。朱里戦に勝利し、IWGP女子取りへ動き出すつもりだったSareeeにとって、足踏みせざるを得ない結果だったが、「動かないと何も始まらないし、欲しいものは自分の手でつかみ取るしかない」とスターダム出撃を決めた。欲を言えば岩谷へのリベンジを望む。だが、一番の目的はIWGP女子のベルト。vs岩谷、vs朱里。どちらが勝ってもSareeeにとってターニングポイントになることは間違いない。

「4月27日、スターダム横浜アリーナに行きます。行って、IWGP女子を懸けた岩谷麻優と朱里の試合を見届けたうえで(挑戦表明に)動きたいと思います」

風雲急を告げるIWGP女子戦線、Sareeeがついに動く。
IWGP女子取りに燃えるSareee
スターダム4・27横浜アリーナへの来場を決めたSareeeとの一問一答を以下の通り。

――Sareeeさんが2023年5月に日本復帰を果たして以来、熱望し続けたIWGP女子のベルト。女子プロ界今年最大のビッグマッチ、スターダム4・27横浜アリーナで王者・岩谷麻優vs挑戦者・朱里の同選手権試合がおこなわれます。

Sareee「悔しくないわけはないですよね。ずっとほしいと言い続けたIWGP女子が自分のいない場所で争われるわけなので」

――本当だったら「Sareee-ISM」3・10新宿で朱里選手に勝って、4・27横アリで岩谷選手に挑戦するのが理想だったと思います。
Sareee「(3・10の朱里戦で)引き分けてしまったので。正直に言うと、スターダムの方から横浜アリーナの参戦オファーをいただいていたんです」

――そうだったんですか!?

Sareee「はい。ただ、カード自体はIWGPとは全然違うもので。女子プロ界最大のイベントだし、横浜アリーナっていう舞台で試合する機会なんてなかなかないと思う。これをキッカケにIWGPに…という考えもあったんですけど、やっぱ自分のなかで譲れないものがあって。(Sareeeの対スターダムは)岩谷麻優に負けて、IWGPを取れずに終わってる。もう一回スターダムに上がるときはやっぱりIWGP絡みじゃないとなって」

――なるほど。

Sareee「だからこそ、4・27横浜アリーナは目の前で岩谷麻優と朱里のIWGP戦を見届けたいと思ってます」
岩谷に敗れたSareeeはリベンジを誓った
――4・27横浜アリーナに行くと?

Sareee「はい。週プロのインタビューで岩谷も『Sareeeも朱里も自分のいないところでやらずに、自分の目の前でやれ』って言ってたし、確かにその通りだなって。じゃあ横浜アリーナに行って、岩谷麻優の前に立ってやるよって」

――4・27横浜アリーナのIWGP女子戦は岩谷選手と朱里選手が激突しますが、岩谷選手に勝ってほしい気持ちが強い?

Sareee「そうですね。やっぱり岩谷麻優に負けて、IWGPを取れずに終わったことはずっと引っかかってるので。本当は朱里に勝って、誰にも文句を言わせない状態で岩谷の前に立ちたかったけど」

――朱里選手に引き分けて、足踏みしてしまったと。

Sareee「あの引き分けで、自分自身戸惑ってしまった部分もあって。あぁ、こんなんじゃダメだなって。だから足踏みというか、モタモタしてしまったというか。でも、変に考え込むのも自分らしくないなって。逃げも隠れもしないじゃないですけど、やっぱりIWGPが欲しい。だったら自分から動くしかないなって」
再起を期した今年3月の朱里戦。大熱戦となったが、30分ドローの痛み分けに終わった
――Sareee選手のスターダム出撃宣言。大きな波紋を呼ぶと思います。

Sareee「IWGPを最初に作ったアントニオ猪木さんも常に話題を作って、波紋を呼んできたと思うんです。猪木さんからの影響はすごく大きいし、猪木さんゆかりのIWGP女子は闘う魂を持ってる選手が巻くべきベルトだと思う。自分が巻かなきゃいけないベルトだと思う。しかも(Sareeeが)負けた岩谷麻優は、悔しいけど、IWGP女子のすごい価値を引き上げたと思うから」

――なるほど。ただ、試合は水物。朱里選手が勝った場合は?

Sareee「朱里とは決着がついてないわけだし、IWGPが欲しい気持ちに変わりは
ないので。どっちが勝っても取りに動きます」

――4・27横浜アリーナはSareee選手にとって大きな転機になりそうです!

Sareee「動かないと何も始まらないし、欲しいものは自分の手でつかみ取るしかないですよね。プロレス界はすごく流れが早い。タイミングなんて見てたらおいていかれちゃう」

――猪木さんは「この道を行けばどうなるものか、危ぶむなかれ。危ぶめば道はなし。踏み出せばその一足が道となる。迷わず行けよ。行けばわかるさ」とおっしゃっていました。

Sareee「やるかやらないか(Sareeeの挑戦を受けるか否か)はチャンピオン次第だけど、自分は一歩踏み出します。その先に何が待ってるのか、私自身も楽しみにして4月27日横浜アリーナに行きたいと思います!」
“プロレス界の太陽神”と呼ばれているSareee
スターダム「ALL STAR GRAND QUEENDOM 2025」
★4月27日(日)神奈川・横浜アリーナ(15:00/第0試合は14:00~)

▼ワールド・オブ・スターダム選手権試合~完全決着敗者引退特別ルール◎<王者>上谷沙弥vs中野たむ<挑戦者>
▼ワンダー・オブ・スターダム選手権試合◎<王者>スターライト・キッドvsAZM<挑戦者>
▼IWGP女子選手権試合◎<王者>岩谷麻優vs朱里<挑戦者>
▼ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合◎<王者組>羽南&飯田沙耶vs葉月&コグマ<挑戦者組>
▼センダイガールズワールド選手権試合◎<王者>橋本千紘vs舞華<挑戦者>
▼スペシャルシングルマッチ NO DQルール◎星来芽依vs鈴季すず
▼安納サオリ&なつぽい&さくらあやvs里村明衣子&岩田美香&YUNA
▼スペシャルシングルマッチ◎吏南vs堀田祐美子
▼スペシャルシングルマッチ◎玖麗さやかvsテクラ
▼フューチャー・オブ・スターダム選手権試合◎<王者>妃南vs八神蘭奈<挑戦者>
▼第0試合 スターダム管理王座挑戦権争奪 スターダムランブル(16人参加)◎参戦選手=向後桃、水森由菜、レディ・C、稲葉ともか、虎龍清花、月山和香、HANAKO、梨杏、天咲光由、渡辺桃、小波、琉悪夏、稲葉あずさ、フキゲンです★、鉄アキラ、姫ゆりあ
※最初に4人から試合スタート、その後1分ごとに1人ずつ時間差で選手が入場。優勝者はスターダム管理の王座への挑戦権利が与えられる
※刀羅ナツコは体調不良のため欠場

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