8月1日、『令和元年度全国高等学校総合体育大会サッカー競技 男子』(以下、インターハイ)決勝が沖縄県の「金武町フットボールセンター(ローン)」で行なわれた。決勝に残ったのは富山第一高校(富山県)と桐光学園高校(神奈川県)。両校とも初優勝を目指し、試合に臨んだ。試合は拮抗した展開で35分ハーフの前半を終え、後半も一進一退の攻防が続く。だが試合終了間際の70+8分、ついに均衡が破れる。桐光学園の神田洸樹がこぼれ球を拾って右足で相手ゴールに押し込んだ。ラストプレーとなったこのゴール直後に試合終了の笛。昨年度大会準優勝校の桐光学園が2年連続で決勝の舞台に立ち、悲願となるインターハイ初優勝を手にした。
上のメイン写真=インターハイ初優勝を成し遂げた桐光学園高校 (C)椛本結城
得点者=神田洸樹(70+8分、桐光学園高校)
2回戦:0-0(PK8-7) 対清水桜が丘高校(静岡県)
3回戦:1-0 対丸岡高校(福井県)
準々決勝:2-1 対西京高校(山口県)
準決勝:1-0 対京都橘高校(京都府)
決勝:1-0 対富山第一高校(富山県)
「言葉にならないほどうれしいです。選手たちを最後まで信じていましたし、彼らの頑張りがこういった結果につながったと思います。(優勝)できると思っていましたし、彼らが走る姿を見て、全力で戦えるようにチームとしてアプローチできたと思います。
昨年度の(準優勝だった)悔しさがあるからこそ、今があると思います。昨年度は三重県の高体連の方々が私たちのために本当に心強いサポートしてくれました。そのような周囲の思いにも応えたかったのです。今年度の沖縄県の方々も本当に良いサポートをしてくれましたし、私たちは常にいい状態でピッチに立つことができたと思います。
今大会は粘り強い守備(5試合1失点)を発揮できたことは大きいと思っています。ただし、大事なのはこれからです。『全国高校サッカー選手権大会』に向けて、もっと厳しい戦いが続くと思いますので、しっかり戦えるように努力していきたいです」
(取材協力/安藤隆人)
(C)日本サッカー協会 ※JFA.jpより引用
※日本サッカー協会 HP=http://www.jfa.jp/match/koukou_soutai_2019/
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