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2025-09-29

【令和7年九州場所予想番付】

安青錦はいよいよ番付でも「大関に一番近い男」に

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三役巡る争いはし烈に。十両上位も空前の大渋滞

9月場所で若隆景、霧島の両関脇が負け越し。小結で11勝を挙げた安青錦が東関脇となり、番付上も次期大関候補の一番手となる。ここでも壁を知らずに勝ち続けられるか。王鵬が関脇、隆の勝が小結へ復帰の見込み。
 
もう一人の小結は激戦だ。9月場所、東小結で7勝8敗の髙安が西に回るか、伯桜鵬あるいは若元春が入るか。最近の傾向としては小結の7勝8敗はあまり下がらないので、ここでは髙安を入れた。このように、三役に入ってもおかしくない候補が多いため、若隆景、霧島は2枚目まで落ちるか。近年は関脇の負け越しもあまり下がらない傾向だが、今回は厳しいかもしれない。平幕上位では、草野が初の横綱・大関総当たり圏内だ。
 
平幕中位は、9月場所で勝ち越した力士が少なく、かつ7勝8敗の力士が多いため、非常に編成しづらくなりそう。基本的には7勝8敗の力士は地位据え置き、空いた場所を変動のある力士で埋めていくような感じになりそうだが、上位で大負けした阿炎、一山本あたりの落ち幅が抑えられることになりそう。
 
幕内と十両の入れ替えでは、幕内から転落に該当する星の力士が少なく、逆に十両上位に、幕内に上がってもおかしくない成績の力士が多いため、かなり狭き門になる。欧勝海が新入幕確実、また、9月場所中から話題になっていたが、錦富士の返り入幕により、124年続いている青森県出身力士の連続幕内はつながりそう。
 
十両上位もかなり厳しい争いで、輝は勝ち越しながら地位据え置きになる可能性もある。あるいはこういう形ではなく、13勝した朝白龍の上り幅が抑えられることになる可能性も。
 
幕下からは、長村のほか、付け出しデビューから所要4場所で、五島が新十両の見込み。
令和7年九州場所予想番付

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