今年4月5日の中日戦で石山泰稚(ヤクルト)が3者連続3球三振をマークして史上21人目(23度目)のイマキュレートイニングを達成しました。筆者が、この用語を初めて認識したのが23年6月6日にモイネロ(ソフトバンク)がこれを達成した際のことです。実は同投手はさかのぼること5年前の18年5月16日にも同記録を達成しておりプロ野球史上2人目のイマキュレートイニングを2度達成した投手となりました。
1人目はというと通算254勝255敗と名球会の投手で唯一負け越していることで知られる梶本隆夫(阪急)で54年7月10日の近鉄戦でNPBで初のイマキュレートイニングを達成すると、3年後の57年10月18日の南海戦で自身2度目の同記録をマークします。
23年時点ではイマキュレートイニングは18人(20度)に対して完全試合は16人(16度)ですから、その難易度は推して知るべきでしょう。ただ、23年時点では「FUSION」でモイネロの同記録をピックアップすることはなかったのですが、24年6月1日のソフトバンク戦で森浦大輔(広島)がイマキュレートイニングを達成したので、同記録を78年9月12日にマークしていた池谷公二郎(広島)と併せてカード化しました。
そして、今回の石山の場合、球団では55年6月12日の金田正一(国鉄、史上2例目)以来の記録となったのですが、36歳での達成は史上最年長ということで、前記録保持者の平松政次(大洋、31歳)とともにカード化させていただいた次第。




当コラムは、これまで「週刊ベースボール」の「Curutural Review」のページに掲載されていたカードのコラムを転載していたのですが、2001年春から続いていたこの連載が2024年4月1日号をもって終了しました。今後、当コラム「カード春秋」(※)はBBMカードサイトのオリジナルコラムとして続けていこうと考えておりますので、よろしくお願い致します。
※「カード春秋」というタイトルは、わたしの出身校・香川県立高松高校(旧制・高松中)の大先輩にして、文藝春秋社の創設者である菊池寛先生へのオマージュなのです。
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