7月場所で11勝した正代と御嶽海の両関脇にとって、今場所は大関取りの足場固めの場所で大関取りの場所ではないが、優勝すれば大関昇進もあるとみている。
※写真上=正代が馬力で遠藤を圧倒し、連勝を3に伸ばした
写真:月刊相撲
連勝スタートを切った2人だが、御嶽海が引きで墓穴を掘り、隆の勝に押し出されて初黒星。正代は小結の遠藤と顔が合った。
正代が右、遠藤が左四つのケンカ四つの対戦。正代は胸から当たって右を差すも、すぐに巻き替えられた。しかし、構わず前に出て、最後は体をぶつけるようにして押し出し。遠藤は土俵下に吹っ飛ばされた。馬力で圧倒し、「強い!」と思わせる内容だった。
「ケンカ四つなので相手の四つにならないようにと思っていた。巻き替えられてすぐに足が出たのはよかった。立ち合いも悪くなかった」と振り返った正代。昨年の11月から11勝、13勝、8勝、11勝と好調が続いている。大関昇進の目安は三役3場所で33勝と言われているが、あくまでも目安であって、プロの親方衆が大関の地力があると認めれば上げていいのである。
以前は稽古場でも弱いと言うか、力を出さなかった正代だが、最近は変わってきているようだ。弟弟子の豊山によると、「昔とは別人です。全然、勝てません」とのこと。
この1年で一番変わったのが、立ち合いの強さ。腰が高く、胸から当たる立ち合いだが、当たってから押し込まれることがほとんどなくなった。大関に上がるには相手を根こそぎ持っていく馬力が必要だが、それが身についてきた。
貴景勝が敗れ、三役以上の勝ちっ放しが正代だけとなったが、「まだ序盤なので意識せず自分の相撲を取るだけ。いろんな相撲が取れるわけじゃないので、変なことは考えず迷いなく取っていきたい」。先は長いが、どんな成績を残してくれるのか楽しみだ。
文=山口亜土
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