アメリカンフットボール日本代表は、米育成プロリーグ「The Spring League(TSL)」選抜チームと対戦するため、現地時間2月27日朝、米テキサス州ダラスに到着した。大きな体を窮屈な座席に押し込んだ11時間の長旅、よく眠れなかったという選手も多かった上に、出発は午前11時半だったが、日本との時差はマイナス15時間なので到着は午前7時すぎとなった。
それでも昼食後のミーティング、午後3時から練習と夕刻までしっかりとメニューをこなした。24時間以上続けて起きていた選手も少なくなかったが、時差ボケに陥らないためにも仮眠なしのスケジュールを組んだと思われる。その代わり、予定されていた夜のミーティングは無くなった。藤田智HCは選手やコーチ・スタッフに「今日はこの後、しっかり休んで疲れを取って」と呼びかけた。
練習後のハドルでは、近江克仁主将(IBM)と宜本潤平(富士通)、中谷祥吾(IBM)、佐藤将貴(オービック)の3人の副将が言葉を発して、チームを引き締めた。
日本代表は28・29日の両日に最後の仕上げをして、3月1日、フリスコ市のフォードセンター@スターで開催されるTSLとの勝負に挑む。【小座野容斉】
到着後にミーティング、練習と休まず動いた日本代表=撮影:小座野容斉
到着後にミーティング、練習と精力的に動いた日本代表=撮影:小座野容斉
米テキサスで練習する日本代表を見守る藤田HC(中央左の背中)。後方には星条旗とテキサス州旗がはためく=撮影:小座野容斉
日本代表の選手・コーチ・スタッフ。成田空港で出発直前に=撮影:小座野容斉
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