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2026-08-27

もう一つの決勝リーグ開催! 遠隔操作ロボット『OriHime』サッカー大会

清水エスパルスの本拠地IAIスタジアム日本平で開催されたOriHimeサッカー決勝大会。イベントの進行を務め、大会を盛り上げたジョンソン

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7月18日(土)、Jリーグ・清水エスパルスの本拠地であるIAIスタジアム日本平で、『2026 バイオジェンカップ リモートスポーツ大会』のOriHimeサッカー決勝大会が開催された。

 身体を自由に動かせない選手3人が1つのチームとして協力し、自宅や病室などの遠隔地からリモートで分身ロボット『Orihime』を操作して参加することができる大会だ。今年6月に行なわれた予選会を勝ち抜いた4チームが決勝大会の舞台に立った。

 試合は5分ハーフの前後半で行われ、ゴールにボールが入れば3点、ゴールを外れてもゴールラインを越えれば1点というのが主なルールである。
 

 この場面のように、ボールがゴールラインを越えたので、赤ビブスチームの1点となる。


現地のタブレットに映し出された参加選手たち。日本全国から参加している。ロボットを目の動きだけで動かせるようになるなど、年々進化を遂げている

 予選大会は屋内だったのに対し、決勝大会は屋外で暑さのためにロボットの不調が起きるハプニング、また風の影響でボールが自然に流れてしまうという難しいコンディションの中で行われた。

 まず、準決勝の第1試合ではTNY Titansが後半に2点を決めてYMH UNITEDを倒し、第2試合ではFTB-Zが前半に挙げた1点を最後まで守り切り、B UNITEDを退けた。


球際の競り合いで激しくロボット同士をぶつけ合うなど、迫力あるシーンも見られた

 決勝は、ねねぽんが値千金の1点を挙げたTNY TitansがFTB-Zを破り、優勝。決勝ゴールを決めたねねぽんが喜びを語った。

「初めて屋外で行われたため、操作性がかなり難しかったですけど、頑張りました。点を決められて良かったです!」

 準優勝だったFTB-Zのいとっぱは、開口一番悔しい気持ちを露わにした。

「優勝したかったです! 味方の皆さんが上手に操作して、私は何もしていないのに(準決勝で)点が入ってくれて良かったです」

 決勝大会の結果、予選を含めた全チームの出場選手は以下の通り。


 TNY Titansの一員として優勝に貢献したたつき選手が、後日オンラインの取材で喜びを語った。


「自宅で寝たきりでも参加できるのが最大の魅力。今までスポーツが出来なかった人でも、ケガの心配なくできる」とOriHimeサッカーの魅力を語るたつき選手

「何かで優勝した経験がなかったので、とてもうれしいです。優勝すると、今まで味わったことのないほど興奮しました。今大会に参加したきっかけは、父がFacebookで見つけてくれたことです。私は自宅からタブレットのタッチ操作で参加しました。自分がスポーツ選手になってサッカーをするのはまるで夢のよう。日常生活でも人とコミュニケーションを取ることはありますが、スポーツでは勝つために熱くなるので、複数人でコミュニケーションを取りながら協力してプレーするのは大きな魅力です」

取材=池田晋 写真=BBM

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