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2026-10-10

【マリーゴールド】田中きずなが10・24両国の復帰戦に向け、父・田中稔からミノルスペシャル伝授【週刊プロレス】

父・稔からミノルスペシャルを伝授されたきずな

10月9日、都内のマリーゴールド道場で田中きずなが父であり、プロレスラーの田中稔と公開練習し、父の代名詞ミノルスペシャルを伝授された。きずなは今年1月に左足脱臼骨折という重傷を負い、10・24両国国技館大会で10カ月ぶりのリング復帰する。
田中稔と田中きずな(写真右)
2週間後に迫った復帰戦に向け、父とともにマリーゴールド道場を訪れたきずな。稔の指導のもと、自身がデビュー戦の相手を務めた橘渚を相手に何度も何度もミノルスペシャルにトライする。父のように決めることはまだ難しい。それでも練習に練習を重ね、父と娘は笑顔をのぞかせた。

きずな「父は簡単だと言っていましたが、私にとっては難しかったです。むかし、母に教えた時と全く同じ形だったと言われました。おそらく褒め言葉ではないと思います(笑)。父の大切な技を頂いたからには完璧な状態で出したいですし、アドバイスはたくさん頂いたので、復帰に向けて練習を重ね、一切妥協せず完璧な形で披露したいと思います」

今年1月の大阪大会で左足脱臼骨折という重傷を負った。きずなは度重なる手術に治療や懸命なリハビリを続け、ようやく復帰までたどり着いたが、10か月という長い時間を費やしてしまった。その間、マリーゴールドでは、2023年デビューの同期、ビクトリア弓月や瀬戸レアら新世代が台頭。長期欠場を強いられたきずなにとって、その背中は遥か先をいくものだった。

「いま一番、闘いたいのは同期の2人(弓月、レア)ですが、彼女たちはタイトルを保持しているので復帰戦で対戦することは難しいと思っています。ですが、誰が相手でも今の自分なら自信を持って戦えると思います。こんなに若手だらけの団体って他にはないんじゃないかな?と思うんです。当初は正直、先輩方の退団に不安な気持ちもありましたが、いつからか不安な気持ちは責任感へと変わっていきました。自分もまだキャリアは浅いですが、マリーゴールドに来て、後輩がたくさんできて、この子たちを不安にさせちゃいけない。私が引っ張っていくぞって気持ちが大きくなりました。いまは不安なんて全くないですし、マリーゴールドのみんなと一緒にどんどん団体を輝かせていきたいという気持ちが大きいです。その中でも先陣を切れる存在になりたいし、個人としても団体としても本気で一番を目指していきたい。誰かの背中を追うんじゃなくて、私にしかできないプロレスでマリーゴールドを輝かせていきたいです」
練習には橘渚が協力
私にしかできないプロレスでマリーゴールドを輝かせたい。そのための武器がミノルスペシャルだった。「小さい頃から会場や映像で何度も父の試合を観てきましたが、父がミノルスペシャルの体勢に入ると、『おぉー!』となる会場の空気感に圧倒され、強く惹かれ、いつの間にか憧れを抱いていました。父にとってすごく大切な技だと思いますし、技の重みが分かるからこそ、なかなかミノルスペシャルを教えてくださいとは言えなかった。けど、今回ケガをしたことで自分の戦い方を見つめ直すきっかけになったこともあり、復帰戦にかける思いも強く、今しかないと思い勇気を出して父にお願いしました」。娘の願いを父も快諾。今回のミノルスペシャル直伝に至った。

10・24両国の復帰戦まであと2週間。この日の公開練習でも軽快な動きを見せていたきずな。「ケガは100%完治しており、不安も恐怖心も一切ありません。この欠場期間は心身ともに自分を強くしてくれたなと思っています。今後の目標も明確にあり、試合ができること、大好きなマリーゴールドのリングに帰れることが楽しみで仕方ないです」と力強く語った。

「(ケガをして)皆様にたくさんのご心配をおかけしてしまいましたこと、本当に申し訳なく思っております。ですが、この期間は私にとって確実にプラスなものとなり、心身ともに強くなれたと思っています。応援してくださっている皆様への感謝の気持ちを大切に、まずは復帰戦、新しい自分をお見せしたいと思います!」

激動に次ぐ激動を経て、新世代台頭という新たなフェーズに突入したマリーゴールドに田中きずなが帰ってくる。父から受け継いだ、    ミノルスペシャルという新たな武器とともに。
左から稔、きずな、橘
マリーゴールド「Marigold GRAND DESTINY2026」
★10月24日(土)東京・両国国技館(14:30)
▼ツインスター選手権試合(30分1本勝負)
〈王者組〉天麗皇希&後藤智香vsウナギ・サヤカ&ノア・ヒカリ〈挑戦者組〉
▼田中きずな復帰戦
※ほか対戦カードは決定次第発表

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