close

2026-10-20

【陸上】クレイ・アーロン竜波がニューバランスと契約、田中希実と順大の長門俊介駅伝監督とトークセッション

左から田中希実、クレイ・アーロン竜波、長門俊介駅伝監督

男子800mで日本歴代2位の1分44秒32を持つクレイ・アーロン竜波(JAL)がニューバランスとアスリート契約を締結。10月16日、国立競技場で行われた東京レガシーハーフマラソンEXPO 2026にて、ニューバランスファミリーの田中希実(豊田自動織機)、順天堂大学陸上競技部長距離ブロック駅伝監督の長門俊介氏とトークセッションを行った。

相洋高(神奈川)3年時に日本選手権800mを制し、アメリカのテキサスA&M大に進学したクレイ・アーロン。大学の練習環境が合わず、「走るのが怖いという感じだった」と低迷も経験したが、2024年にペンシルベニア州立大の大学院に進んでからは練習環境と指導者に恵まれ、25年の日本選手権で4位入賞。今季は世界室内の800mショートトラックで6位に入賞し、7月にカナダで自己新の1分44秒32をマークした。サプライチェーンについて学んだ大学院を修了し、10月よりJALに所属。引き続き、アメリカを拠点に北京世界陸上、ロス五輪出場を目指す。クレイ・アーロンは、陸上を始めた中1から高1までニューバランスのシューズを愛用していたそうで、「ニューバランスとともに、これから世界の舞台を目指していけることがうれしくて光栄です」と抱負を語った。


クレイ・アーロンはSuperComp MD-X v3を愛用。シューズはフィット感を大事にしているという

3名によるトークセッション「Team NB Special Talk Session」では世界への挑戦の話に。単身アメリカで戦うクレイ・アーロンを「すごく尊敬している」とたたえた田中は、3種目でメダルを獲得したアジア大会で、世界で戦うための新たな知見を得たという。「クレイ選手のように海外で生まれる経験は本当に大事で、私もここ数年、そこに取り組んできたんですけど、海外の選手の勢い、ギラギラしたエネルギーに負けてしまう部分もかなりあった。そういった部分に負けないための自分への自信、今後はマイペースっていう部分を見つけていくことが一番大事なんじゃないかと思います」。田中は11月のクイーンズ駅伝に向かう前に、ケニア合宿を予定している。

シューズの話では、田中とクレイ・アーロンが順大のチームカラーである青系のシューズが好きという共通点も。田中はFuelCell Rebel v5を愛用し、4分から3分30秒とペースの速いジョグでも着用。「求めるものをすべて兼ね備えています。クッション性もありつつ、フィット感、反発性もあって、そこがケンカせず、バランスが取れている。強度を上げてもケガをしないシューズです」。

長門駅伝監督も、ニューバランスのシューズを「安心安全」と信頼を置いている。実際、夏合宿でニューバランスのシューズを履いていた選手はケガをしなかったそうだ。5位以内を掲げた出雲駅伝では目標を上方修正する4位に入り、全日本大学駅伝と箱根駅伝の目標を改めて明言した。

「(出雲は)走った選手が頑張ってくれて、なんとか目標を達成してくれました。この後の全日本大学駅伝は3位以内、箱根は総合優勝を掲げています。一つ一つクリアしていければいいかなと思っています」

特に前回3位だった箱根は、出走メンバーが9名残り、長門監督が走った2007年大会以来の総合優勝に向けて期待が高まっている。駅伝シーズンも、ニューバランスファミリーに注目が集まりそうだ。

写真/ニューバランス提供

PICK UP注目の記事

PICK UP注目の記事



RELATED関連する記事