「60m過ぎから後半にかけて、人よりも前に出る感触をつかめました。力を逃がさないことが伸びにつながっているのだと思います」
自身の持ち味は、顔を上げてからの2次加速だという。自粛期間中に地道に体幹トレーニングを積んだことで、走りのブレが少なくなったことが記録を短縮し続ける要因の一つと語る。
膨らみかけていた自信が確信に変わったのが福井での経験だった。決勝でケンブリッジ飛鳥(Nike)、桐生、小池祐貴、多田修平(共に住友電工)らと走り、10秒27(+1.0)で5位。
「トップ選手と走ったときでも自分の走りができました。そこは強みとなったと思います」
今シーズンの日本ランキングでは、10秒03のケンブリッジ、10秒04の桐生、10秒13の飯塚に続いて4番手につける。
「まだトップ選手たちと比べて、ピッチの速さが足りません。トップスピード局面で脚を回転させられるようにしたい。今シーズン、桐生さんやケンブリッジさんが10秒0台を連発していますし、自分も0台に乗せないと勝負できない」
一躍、日本のトップ戦線に躍り出ても、自身の課題を把握し、しっかり足元を見つめる。これまで学生では5人しかいない10秒0台へ。学生チャンピオンとして臨む日本選手権での日本代表たちとの再戦を心待ちにする。
文/石井 亮
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