リオ五輪4×100mリレー銀メダリストのケンブリッジ飛鳥(Nike)は男子100m予選に登場。昨年9月の富士北麓ワールドトライアル以来、約10カ月ぶりのレースとなり、出だしこそ「もたついた」ものの、レース全体ではうまくまとめ、10秒29(追い風0.3m)をマークし組1着で準決勝に。「10秒25くらいを出せればと思っていたので、シーズン初戦にしては悪くありません。それにやっぱり(こうした競技会は)楽しいですね」と手応えを示したのち、オリンピックの延期について語った。
「あまりにネガティブには捉えず、準備する期間が1年増えたと思って過ごしてきました。自粛期間も自宅に器具を持ち帰って(ウェイトトレーニング)したり、駐車場とかで走ったり。僕自身は来年オリンピックが行われると信じて準備を進めていくだけです。時間ができたといっても、シーズンが始まればいつもあっという間なので、やるべきことをやっていくだけ」と平常心で今後も時間を過ごしていくという。
走りに迷いのあった過去2年とは違い、復活の手ごたえをつかみつつあるケンブリッジ
撮影/田中慎一郎(陸上競技マガジン)
十種競技でオリンピック3大会連続出場を狙う右代啓祐(国士舘クラブ)は初日の5種目を終え、大会開催への謝意とオリンピック延期について語った。
「感染者が増えるなか、(開催の)判断が難しい時期での大会だったと思いますが、役員の方々も選手を誘導するだけでも大変なのに、その他(感染予防対策の作業を)2つも3つもこなしていました。オリンピックの延期については悲観的な見方はありません。そういえば、(通常なら)今頃開会式だったなと思ったりはしますが、あと1年、いろいろ試して失敗できるという風に考えています」
久々の十種競技への出場となった右代は「これが十種だよなと感じましたし、競技したことで気持ちが前進できた」
撮影/田中慎一郎(陸上競技マガジン)
現状に対する考え方はアスリートごとに違うかもしれないが、どれも真なり。アスリートたちが最高の舞台で輝くためにも、オリンピックを1年後に控えた今、新型コロナウイルスの収束を願うばかりである。
構成/牧野 豊
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