7月に入り、各地で陸上競技会が再開。愛知のパロマ瑞穂スタジアムでは4日、東海混成競技大会、県選手権(リレー・長距離)、国体少年の部選考会の第1日目が併催された。
新型コロナウィルス感染症対策のため、無観客で、会場への入場は最低限の関係者のみ。競技時間短縮のため、トラック種目はタイムレース決勝、フィールド種目は3回の試技で終了した。選手は競技後すぐに手洗いを実施。そんなコロナ禍での競技会にも、待ちわびていたシーズン開幕を喜ぶ声が多く聞かれた。
レース後には全員が手指を洗うなど、感染症対策を行って大会が実施された。
写真◎中野英聡(陸上競技マガジン)
県選手権の男子4×100mRでは、昨夏の沖縄インターハイ優勝校の中京大中京高(加藤隼輝/2年・舘野峻輝/2年・鈴木大河/3年・河田航典/3年)が40秒48の好記録で、40秒27の中京大に次ぐ2位。大会前には一度もバトンを合わせていなかったというが、初戦としては上々の滑り出し。今回走らなかった選手の層も厚く、秋には高校記録(39秒64)の更新を狙う。
3走を走った鈴木は、「2~3走のバトンパスが詰まってしまったのが課題。中京大にリードされた状態でもらったが、個人としては差を縮めて渡せたので良かった」と話した。
4走の河田は、「強風のなか、良いタイムを出せた。初戦で40秒4台は、思っていた以上。バトンの精度を高め、昨年0秒15届かなかった高校記録に向かって頑張りたい」と意欲を見せた。
沖縄インターハイ2位の女子は、藏重みう(1年)、倉橋美穂(2年)、岸本優花(3年)、前田紗希(1年)のオーダーで、46秒43で優勝。北村肇先生は「2~3走のバトンパスがかなり詰まりました。45秒台も可能と思っていましたが、2年生の須崎心優、福本萌菜を故障等で欠いたなか、まずまずの記録」と話した。山口大附光中(山口)から入った1走の藏重は、国体選考会の少年B100mで向かい風1.2mのなか、自己記録に0秒05と迫る12秒17と好走。リレーでも好調ぶりをアピールした。
少年共通男子110mJHには、昨年、110mHで高1歴代1、2位の記録をマークした高橋遼将(中京大中京高2年)、西徹朗(名古屋高2年)が出場。中学時代から同じクラブで切磋琢磨してきた2人のライバル対決は、13秒91で高橋に軍配が上がった。高橋は少年A300mHでも、37秒14で1位となった。
2種目で優勝を果たした高橋は、「記録的にはもう少し出ても良かったが、風に恵まれなかったし、雨も降っていたので……。ここから上げて行ければいいと思う。冬期はハードル練習よりも、スプリントを中心にやってきた。スピードが上がった分、300mHは1、2台目で詰まってしまった。今季は110mHで13秒7台、400mHで49秒台を狙いたい」とレース後に話した。
「今季に向けて、ドリルをメインに体力を強化してきた。大会前の練習では良かったが、あまり良い走りができなかったので、まだ準備ができていなかったのだと思う。部活動が再開し、大会ができる環境があるのはありがたいと感じている。次戦の県選手権110mH(19日)では、13秒台を狙いに行きたい」と西は次の大会の目標を口にした。
文/石井安里
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