山口真一
スポーツライター&エディター
1967年3月29日生まれ。埼玉県出身。大阪芸術大学アイスホッケー部ではセンターフォワードとして関西学生リーグの試合に出場し、卒業後は新聞社の運動部記者に。その後、アイスホッケーや野球の分野でライターとして活動した後、ベースボール・マガジン社に入社し、2015年からはフィギュアスケート・マガジンの編集者兼記者。2018年3月に退社後、現在はアイスホッケー「東京ブルーナイツ」を運営するアイススポーツジャパン代表を務める傍ら、再びフィギュアスケート・マガジン、アイスホッケー・マガジンの編集に携わる。独身。
2024-11-22
【アイスホッケー】五輪最終予選、日本0勝3敗。 ③榛澤力(HLアニャン)
「自分自身が脅威になったほうがいい。アニャンの監督にそう教わりました」 ソウルの南、地下鉄4号線の「ポムゲ」駅の近くに、榛澤力のアパートはある。アニャンのアイスリンクまでは、約2キロ。今年、明治大学か...
2024-11-20
【アイスホッケー】五輪最終予選、日本0勝3敗。②中島照人(イタリア・HCメラーノ)
「イーグルスの試合は、ずっと見ています。そして榛澤力も…。彼は特別な存在なんです」 長かったのか、それとも短かったのか。中島照人の今シーズン序盤は、ただひたすらに「耐える時間」だった。 今春、東洋大学...
2024-11-15
【アイスホッケー】五輪最終予選、日本0勝3敗。 ①石田陸(イタリア・HCメラーノ)
「スピード自体は日本人のほうがある。でも、プレーの頭の良さが違うんです」 11月上旬に行われたアジア・チャンピオンシップ。20歳台のメンバーで臨んだ日本代表は、最終戦ではカザフスタンに1-5で敗れたも...
2024-11-14
【アイスホッケー】五輪最終予選、日本0勝3敗。~イントロダクション~
「チームとして戦えることがわかった。勝つという自信もありました」(石田) 今シーズンも日本のアイスホッケー・プレーヤーが世界で活動している。アジアリーグで、北米で、そしてヨーロッパのリーグで。それぞれ...
2024-09-14
フィギュアスケートのブログにあった、忘れられない言葉に。
4月下旬から、アイスホッケーの「選手名鑑」の編集作業をしていた。僕は2年前、この作業中に倒れてしまったのだ。「選手名鑑」というのは雑誌の中でもとりわけ手間がかかるもので、でも多くの人の協力があって、な...
2024-04-17
八戸にアイスホッケーの「仲間」がやってきた。
このほど東北フリーブレイズでは、「フレンドシップ・リーグ」主催のアフリカ・アイスホッケーチームの来日プロジェクトにおいて、アジアリーグの観戦や、フラット八戸での合同練習、八戸市内観光などの交流をお手伝...
2024-04-13
【アイスホッケー】プレーオフ総括インタビュー・中島彰吾(レッドイーグルス北海道)
HLアニャンの連覇で幕を閉じた、今季のアジアリーグ。レギュラーリーグ2位のレッドイーグルス北海道は、プレーオフでも1勝3敗と悔しいままシーズンを終えた。今季、チームのキャプテンを務めた中島彰吾選手(F...
2024-04-07
【アイスホッケー】「お互いを尊重し合う。それを大切に42歳までやってきました」小原大輔さん・引退インタビュー
小学4年でサッカーに区切りをつけてアイスホッケーの「実業団」を目指す。――小原選手、いや、もう「小原さん」ですね、駒澤高校(駒大苫小牧高)で27年前、将来有望な選手を集めて「ジェネレーションX」(日本...
2024-03-25
【アイスホッケー】「アイスホッケーを続ける」ということ。
「アイスホッケーを始めたのが小学6年。小学生低学年クラスで練習していました」 大学や高校で、この春を限りに競技にいったん区切りをつける。そんな人がおそらく、全国には数多いるのだろう。東京女子体育大学ア...
2024-02-21
【アイスホッケー】「いつも、自分を信じること」。伊藤崇之(東北フリーブレイズ)と古川駿(横浜グリッツ)の才能。(後編)
「準備」を大事に9月までを過ごした伊藤。 2023-2024シーズン、東北フリーブレイズは従来通り「GK3人制」に戻った。大ベテラン橋本三千雄、畑享和と、27歳の伊藤崇之。1年前は、今季から横浜グリッ...
2024-02-20
【アイスホッケー】「いつも、自分を信じること」。伊藤崇之(東北フリーブレイズ)と古川駿(横浜グリッツ)の才能。(中編)
「将来の日本代表GK」と騒がれた逸材。 東北フリーブレイズに入団する前、東洋大学1年生から、古川駿は「将来の日本代表」とうたわれたゴーリーだった。 大学4年のインカレを終えると、間を置かずにフリーブレ...