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2021-02-24

【女子プロレス】長与千種がダンプ松本との敗者髪切りマッチに敗れて丸坊主に! 1985年8月28日、全女大阪城ホール

ダンプ松本との髪切りマッチで敗れて坊主になった長与千種

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 1985年8月28日、全日本女子プロレスの大阪城ホール大会で長与千種vsダンプ松本の敗者髪切りデスマッチがおこなわれた。

 1983年8月27日、長与はライオネス飛鳥とクラッシュ・ギャルズを結成。初代極真王者の山崎照朝氏直伝の空手殺法を使う2人は“ビューティ・ペア”マキ上田&ジャッキー佐藤以来となる熱狂的な女子中高生ファンを獲得する。
 
 1984年7月にフジテレビが「全日本女子プロレス中継」を5年ぶりにゴールデンタイムで放送。その主役であるクラッシュ・ギャルズは同年8月21日、ビクターレコードからデビュー曲「炎の聖書(バイブル)」をリリース。4日後の8月25日、後楽園ホール大会でジャンボ堀&大森ゆかりを破って、3度目の挑戦にしてWWWA世界タッグ王者に輝く。

 クラッシュ・ギャルズは試合中継のみならず、歌番組、ドラマ、バラエティーにも引っ張りだこ。ファンクラブ会員は1万人を超え、試合とコンサートのチケットは発売当日に完売。クラッシュ・ギャルズ人気が高まり続ける中で、全日本女子プロレスは1985年8月22日に6年ぶりとなる日本武道館大会を開催。6日後の28日、女子プロレスとしての大阪城ホール大会で長与は宿敵のダンプ松本と髪切りデスマッチに臨んだ。

 観衆は1万1000人の満員。場内は異様な熱狂に包まれていた。試合前には特別ルールとして以下を発表。

①レフェリーはWWWA公認レフェリーとしてホセ・トレスが裁く。
②時間無制限1本勝負。
③勝敗は3カウントによるフォール、ギブアップ、ノックアウト、ドクターストップ、レフェリーストップのみで決定。
④場外はカウント20が数えられたら、セコンドがリングに上げる。

 紋付袴を身につけて登場した長与は凶器攻撃で大流血するも奮闘。セコンドのジミー加山にタオルを投入されたが「まだやれる!」と言わんばかりに投げ返す。しかし、強烈なイス殴打を食らって無情にも10カウントが数えられた。

 試合は11分4秒、ダンプがKO勝ち。リング上では長与の髪切りがおこなわれ、大阪城ホールは阿鼻叫喚。あまりの過激さに試合を中継したテレビ局には抗議が殺到した。

 伝説の敗者髪切りマッチから35年が経過。今年3月3日、女子プロレスとしては24年ぶり、スターダムとしては初めてとなる日本武道館大会では、ワンダー・オブ・スターダム選手権試合で、王者・ジュリアと挑戦者・中野たむが敗者髪切りマッチに臨む。

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