選手の誰もが経験するデビュー戦。のちにトップ選手へと駆け上がった選手たちの初々しい姿をお届する。1997年、メキシコで闘龍門の旗揚げと同時にウルティモ・ドラゴンの弟子たちがデビューを果たした。
1997年5月11日、メキシコ州ナウカルパン市のアレナ・ナウカルパンにて闘龍門が旗揚げ。ウルティモ・ドラゴンの弟子である黒木克昌(マグナムTOKYO)、大島伸彦(CIMA)、藤井達樹(ドン・フジイ)、諏訪高広(SUWA)の4選手がデビューした。
5月11日はちょうど10年前に、素顔& 本名のウルティモがデビューした日。自身のアニバーサリーは教え子たちのデビューと団体の旗揚げが重なる忘れない一日となった。
日本人が日本のレスラーを海外で育て団体まで旗揚げするという前代未聞の闘龍門。当日、リングがなかなか届かないというハプニングもあったが、それもメキシコならでは。
4人はそれぞれデビュー戦同士のシングル2試合で対戦。マグナムvsCIMA、フジイvsSUWA という組み合わせだ。