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2021-04-12

【プロレス速報】ASUKAが「レッスルマニア37」2日目セミでRAW女子王座から陥落…新王者は新鋭のリア・リプリー

リア・リプリーの蹴りを食らうASUKA

 4月12日(日本時間)、WWE年間最大のビッグマッチ「レッスルマニア37」2連戦2日目のセミファイナルでASUKAがRAW女子王座の防衛戦に臨んだ。

 ASUKAは昨年8月23日の「サマースラム2020」でサーシャ・バンクスを破って、RAW女子王者となると、7度の防衛に成功。この日まで230日間、ベルトを守り続けてきた。

 ASUKAは2月22日のRAWでシェイナ・ベイズラーのキックを食らって歯を骨折して欠場していたが、3月15日に復帰。一時はシャーロット・フレアーと祭典でタイトルマッチが決まりかけたが、シャーロットが新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出たため欠場。3月22日でRAW初登場を果たした元NXT女子王者のリア・リプリーの挑戦を受けることになった。

 リアはオーストラリア南オーストラリア州アデレード出身、171cm、62kgの均整がとれた24歳の新鋭。2015年4~6月まで来日経験もあり、当時はデミ・ベネットというリングネームでディアナ、レイナ、センダイガールズ、超花火に参戦。ASUKAは対戦こそないものの、同じ大会に出場したことがあり、戦前のインタビューで「ほかの選手とたたずまいがまったく違いました。期待通り、NXTでも頭角を現してきて、トップ選手になりましたし。私はずっと闘ってみたいと思ってました」と語っている。

 両者は2019年11月の「サバイバーシリーズ」におけるイリミネーションマッチで一度だけ対戦。4月5日のRAWでは同じコーナーに立ったが、案の定、仲間割れ。ツイッター上でも論戦を繰り広げ、遺恨を深めていた。

 ASUKAはリアのパワーファイトで劣勢を強いられたが、持ち前のタフさで対抗。機動力も生かして攻め立てたが、ランニング・キックをよけられるとリップタイド(変型ストレッチボム)を食らって3カウントを聞いた。

 今年の「レッスルマニア37」ウイークではNXT女子王座が紫雷イオからラケル・ゴンザレス、スマックダウン女子王座がサーシャ・バンクスからビアンカ・ブレアー、RAW女子王座がASUKAからリアと移動。女子シングルのタイトルマッチで世代交代を予感させる結果がすべて出たことになる。
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