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2021-04-23

【プロレス】拳王が「サイバーファイト・フェスティバル」6・6さいたまSA大会参戦拒否を宣言!「NOAHとDDTは交わらない方が両団体のため」

昨年6月に対戦した高木三四郎と拳王

 NOAHの拳王が「サイバーファイト・フェスティバル2021」6・6さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ大会への参戦拒否を宣言した。

 昨年7月にNOAHがDDTと経営統合して「株式会社サイバーファイト」が設立される前から拳王は現社長である高木三四郎に苦言を呈してきた。ここ最近は公言をさけており、今年2月26日にNOAH&DDTグループ3団体による祭典「サイバーファイト・フェスティバル2021」の開催が発表された際も言いたいことがあったが「あえて深く触れてこなかった」。しかし、週刊プロレス4月14日発売号の表紙をDDTが飾り、裏表紙が「サイバーファイト・フェスティバル2021」だったことで「とうとうオレも堪忍袋の緒がキレまくったぞ」と怒りが爆発したという。

「サイバーファイト・フェスティバル2021」開催に批判的な意見を持つ理由として拳王は「NOAHとDDTを同一線上に並べたくない。一緒にされたくなかった」と持論を展開。さらに、刺激的な言葉は続く。

「そもそもサイバーファイトでお祭り的な大会をやる必要があるのかってことだ。プロレス団体同士の対抗戦ってこんな簡単に『お祭りだから』って組むもんじゃねぇだろ。発想が薄っぺらすぎるんだよ。NOAHはプロレスのそういう闘いの部分を最も大切にしてるのに足を引っ張らないでほしい。

 対抗戦って団体同士の潰し合いだろ。現在、いろんな団体が対抗戦をやってるけど、どれもピンとこないのは共存共栄のためにやるからだ。新日本とUWFインターナショナルの対抗戦が面白かった理由を考えればわかるだろ。どうしてもロックのフェスみたいな大会を企画したかったんなら、対抗戦はなしで2連戦にして、NOAHをDDT系と別日にしてほしかったよ」

 拳王は高木が「サイバーファイト・フェスティバル2021」開催を決めた裏には自身が旗揚げした団体=DDTに対する強い思い入れがあると勝手に分析。ここ最近、NOAHの躍進を担い続けてきた立役者の1人として糾弾は止まらない。

「NOAHはサイバーグループ入りしてから勢いがさらに増してる。それがうらやましくて、少しでもDDTに還元しようと思ってるんだろう。プロレス団体の社長として嗅覚がまったくない。どうせ強引にみんなを納得させたんだろうけど、高木三四郎はそろそろ自分が裸の王様だって認識した方がいいぞ」

 拳王は昨年6月6日のDDT「WRESTLE PETER PAN 2020 DAY1」で高木と6人タッグマッチで対戦。その試合後に高木が「NOAHとDDTは全部違う。こんなんだったら、やらないでいい」とリング上からマイクでアピールしたことを持ち出し「NOAHとDDTは交わらない方が両団体のためだとわかったはずだ。あれから1年も経ってない。よく舌の根が乾かないうちにシレッとなかったことにして、前言撤回できるよな。だから、オマエは方々から嫌われてるんだぞ。それとリングで吐いた言葉をそういうふうに軽く扱うから、DDTはプロレスが軽いって言われるんだよ。すべてにおいて責任感がない。社長として致命的だ」と指摘した。

 ただ否定の言葉を並べるだけではなく、拳王は「DDTはDDTにしかできないプロレスがある」とも言う。DDTは昨年12月27日に全日本プロレス出身でNOAH旗揚げ草創期のエースでもあった秋山準が「D王GRAND PRIX 2021」を制覇し、今年2月14日に遠藤哲哉を破って、KO-D無差別級王者になり、ヘッドコーチに就任するなど団体の“色”が変わってきている。

 そんな中で「実はDDT4・11後楽園のKO-D無差別級選手権は男色ディーノに秋山準を倒してもらいたかった」と本音も語った。その根拠として「男色ディーノが勝てば、DDTが最も魅力を発揮できるエンターテインメント路線に戻ると思ってたからだ。今は秋山準がヘッドコーチになって“本道”路線にシフトチェンジしてるけど、そうじゃないだろ。こっちに寄せてきてどうするんだ。同じグループ会社なんだから、NOAHに“本道”を任せて、DDTはエンターテインメント路線を突き詰めた方が賢明だ。NOAHと同じようなベクトルで張り合う必要はない」とグループ会社同士での競合に危機感を抱く。

 最終的な結論として拳王は「オレは絶対にサイバーファイト・フェスティバルに出ない」と宣言。それに対して、4月22日に高木はツイッターで「選手、社員、スタッフがみんな一丸となってサイバーファイトフェスを成功させようとしてる時に『俺は絶対にサイバーファイトフェスに出ない』とか勝手な事ばかり言って。それなら別に出なくても良い。その程度の信念か。残念としか言いようがない」と反論。「サイバーファイト・フェスティバル2021」6・6さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ大会に向けて、昨年に続いてまたしても拳王と高木の間でプロレス観の違いが露呈してしまった。
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