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2021-05-04

【陸上】東京五輪10000m代表内定3選手が一夜明け会見:伊藤「自分のような無名選手でもチャンスがあることを証明したい」

一夜明け会見に臨んだ(左から)廣中、伊藤、安藤 写真/日本陸上競技連盟代表撮影

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伊藤「高校時代から考えたら今の成長は驚きでいっぱいです」

――昨日のレースを振り返って何点の走りでしょうか? その理由も教えてください。

伊藤「点数で言いますと100点です。目標としていた優勝での内定ができたので100点だと思います」

廣中「自分で点数をつけることはなかなかないので、何点というよりかは、昨日は今年はチャレンジして挑戦者として走るという気持ちで臨んだので、最初から自分のレースをつくって後半どれだけ踏ん張れるか、自分に勝つレースをしたいと思っていたのでラストは自分に勝てたかなと思います。ただきつくなる場面や、まだ弱い部分がたくさんあるので今後の課題にしたいです」

安藤「昨日のレースは今の自分の力を出すことができたので100点です。一番は走る前から走り終わった後に後悔なくやり切ったと思えるレースをしたいと思っていました。それができてよかったと思います。レース展開を見ると課題や弱さがたくさんあるので、今回の結果を受け止めて克服できるように頑張りたいです」

――伊藤選手への質問です。この代表選考レースが地元静岡で行われたこと、ここで内定を決めたことについてはどう感じていますか?

 伊藤「地元で大会が開催されたのはうれしい反面、プレッシャーを感じました。結果的に優勝で決めることができたので、両親や友達が応援に来てくれたので勝つ姿を見せることができてよかったと思います」

――伊藤選手は高校時代は目立った成績はありませんが、ここまで代表になるのはイメージどおりだったでしょうか?

伊藤「高校時代は正直、オリンピックは目指していなかったので、高校時代から考えたら今の成長は驚きでいっぱいです。ここまで成長できたのもいろんな方のサポートやコーチングで支えられて成長できたと思うので感謝したいと思います」

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