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2021-07-23

【プロレス】引退を控えるドラゲー吉野が代名詞の必殺技を期待の若手に伝授!

箕浦にソル・ナシエンテを伝授した吉野。2人でポーズを取った

DRAGONGATE8・1神戸ワールド記念ホールでの引退を控える吉野正人が、7月22日、最後の神戸サンボーホール大会に登場。フルメンバーが揃った新世代ユニット・マスカレードと10人タッグマッチで対戦した。

試合ではいつものように盟友・土井成樹とのコンビネーションプレーを繰り出し、6・26神戸で伝授したフロムジャングルをドラゴン・ダイヤに食らう場面も。終盤には現ドリームゲート王者であるシュン・スカイウォーカーにトルベジーノからソル・ナシエンテを決めギブアップを迫った。最後は勢いに乗る箕浦康太が得意技のガングでパンチ富永から3カウントを奪っているが、試合後、そんな箕浦にとんでもないサプライズが待っていた。

ダイヤにフロムジャングルを伝授したように吉野は引退が決まってから若手たちに自らのオリジナル技を受け継いでいる。吉野の必殺技と言えばこの日も飛び出したソル・ナシエンテだが、「この神戸サンボーホールで最後の引き継ぎをしたい」と話し、箕浦に伝授することをサプライズで発表したのだ。このことはほかの誰にも言っていなかったようで、声の出せない会場もどよめきに包まれている。

「吉野正人がキャリア21年、この技でこのリングで生き延びてきた。オマエがどう使っていくか、生かすも殺すもオマエ次第や」と吉野。突然のことに驚きを隠せなかった箕浦も「是非、自分に引き継がせてください!」と即答。

残りの吉野の試合は7・31&8・1神戸ワールド記念ホールでの2試合のみ。最後は「その2試合で完全燃焼して吉野正人のプロレス人生は終わりにします。あまりしんみりするのも嫌なので、いつも言っているように一緒に楽しみましょう」と語り、慣れ親しんだサンボーホールに別れを告げた。

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