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2021-08-12

今年はエントリーできなかった坂崎ユカによる「第8回東京プリンセスカップ」優勝予想【週刊プロレス】

渡米直前の7・1新木場では鈴芽と対戦した坂崎

東京女子8・14&15後楽園で今年の優勝者が決まる「第8回東京プリンセスカップ」。ベスト4に残った選手による準決勝(伊藤麻希vs瑞希、中島翔子vs渡辺未詩)が初日におこなわれ、2日目に前日の勝者同士で決勝戦がおこなわれる。

この東京女子の真夏の大一番に向け、今回はAEW参戦とタイミングが重なったためにトーナメントにエントリーできなかった坂崎ユカに優勝予想をしてもらった。なお、坂崎は遠征を終えて7月30日に帰国。ここから2週間の隔離期間が必要なため、今回は電話にて取材。

残った4人について「順当っちゃ順当のような気はします」と話し始めた坂崎。優勝予想については「トーナメントの強さでいったら瑞希。2連覇でもだいぶすごいことですけど、この前(準々決勝で)は山下(実優)にも勝ちましたからね。3連覇いくような流れを自分の中で持ってますよね」とまずはパートナーの名前を挙げる。

ただ、注目しているのは瑞希だけではない模様。「東京女子でトーナメントが始まった時には(トロフィーを)取ってますし、毎回最後まで残ってる印象があるので」とかつての盟友・中島翔子の名前も出した魔法少女。「前回は決勝で瑞希に負けてますし、燃えてると思うので…ここで返り咲くのかなぁ」と独自の予想を展開していく。伊藤、未詩についても次のように言及。

「伊藤も勢いついてますけど、(準々決勝での)鈴芽との試合で顔を負傷して。けっこうショックみたいなリアクションに取れたんですけど、それをどう自分の中で整理するかだと思いますけどね。『顔を傷つけやがって』みたいなコメントを言ってたと思うんですけど、その言葉は私のファイトスタイルでは出てこない言い回しというか表現なので。その反骨心がどう試合に影響するかってところですね。あと未詩はこの中では残ってるのが意外というか、新鮮ですね。彼女はとにかく読めないですけど、パワーファイターで努力家なので頑張ってほしいです。でも安定感でいったらやっぱり瑞希、中島なんですかね」

また、タイミング的にしょうがなかったものの、やはりトーナメントには出場したかったと語った坂崎。「みんなの熱が画面越しにも伝わってくるので。その空間に私いないんだって思ったら、隔離期間中なのに会場に行きたくなってしまったりとか。まぁ行けないんですけどね(笑)」と苦笑い。

例年通りであれば、優勝者が次回のビッグマッチで山下の持つプリンセス・オブ・プリンセス王座に挑戦するというのが定石。この点については、あくまで仮の話ではあるがこう展望を語ってくれた。

「私が山下からベルトをはがしたい気持ちはあるんですけど…中島とはシングルは最近ではやってないので、タイトルマッチできたらいいなくらいには思いますけどね。瑞希が持った場合、けっこう複雑ではありますね。持ってる姿も見たいし、でも闘いたいしなぁ~…。難しいですね。ベルトを持ってる瑞希を支えて一緒に喜びたいけど、でも王者の瑞希と闘ってみたい気持ちもあるし。でもなぁ~…2人であのベルトを持ちたいくらいの気持ちですね(笑)」

なお、坂崎の凱旋試合は準決勝と同日の8・14後楽園。カードは山下実優&小橋マリカvs坂崎ユカ&乃蒼ヒカリ。坂崎はここで、今回のトーナメントに参加できなかったというエネルギーと、アメリカで蓄えてきた経験・パワーを一気に放出するつもりだ。

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