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2021-08-17

男子200m個人メドレーで小方颯(神奈川・日大3年)が2連覇!【インターハイ競泳/第1日】

男子200m個人メドレーで2年越しのインターハイ2連覇を達成した小方(写真◎毛受亮介/スイミング・マガジン)

高校生スイマーの頂点を決めるインターハイ競泳が8月17日、長野県長野市の長野運動公園総合運動場総合市民プール (アクアウイング)で開幕した。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響により中止となったため、2年ぶりの開催となった今大会には全国47都道府県から787人(男子442、女子345)がエントリー。初日の今日は、男女各4種目で決勝が行われ、男子200m個人メドレーで小方颯(神奈川・日大3年)が2連覇を達成。女子200m平泳ぎでは1年生の松本悠里(兵庫・須磨学園)が2分27秒36で優勝した。女子200m個人メドレーで2連覇がかかっていた東京五輪代表の谷川亜華葉(大阪・四條畷学園3年)は6位だった。
なお、今大会は感染拡大防止のため、リレー男女各3種目は行われない。

次世代の個人メドレーのエースの呼び声高い小方颯が、男子200m個人メドレーで2連覇を飾った。自己ベスト更新ならず、タイムについては少し悔しそうだったが、それでも決勝ではただ一人1分59秒台をマーク、貫禄を示した。今大会に向けてはケガの連続でスイム練習ができるようになったのは7月下旬の関東大会後からだったという。
「6月に右足親指の付け根を剥離骨折してしまったので、練習ができなかったりして体力的に心配なところもあったのですが、今日は調子が良かった背泳ぎから上げていって良い流れを作ることができました」とほっとした表情を見せた。
そんな中、東京五輪にはかなり刺激を受けたそうで、「同学年の幸之介(柳本、東京・日大豊山)や亜華葉、一緒に練習したことのある本多くん(灯、日本大2年)の活躍を見てうらやましいと思いました。パリ五輪には絶対出たいと思います」と3年後への決意を力強く語った。

高校ランク1位の曽我部菜々(大阪・近畿大附2年)が欠場、混戦も予想された女子200m平泳ぎで優勝をさらったのは1年生の松本悠里だった。予選、決勝と自己ベストを連続更新する好調ぶり。しかも、その優勝タイムで日本水泳連盟が定めるナショナル標準タイムを初突破した。「すごくうれしいです。中学生まで50m平泳ぎをメインにしていたけど、高校生になってから100m平泳ぎを中心に練習するようになって、長い距離の練習もやるようになりました。それが良かったと思います。今日もラストの50mでバテずに泳げました」とニコニコ笑顔で語った。

今大会は無観客開催で会場には試合のある選手しか入場できず、声を出しての応援は禁止されている。それでも大会を盛り上げようと会場からはレースが終わるたび大きな拍手が送られていた。明日以降、どんなレースが繰り広げられるのか。熱戦に期待しよう。


女子200m平泳ぎを制した松本(写真◎毛受亮介/スイミング・マガジン)

インターハイ1日目[8月17日]の優勝者
女子400m自由形/岡村 梨香(東京・八王子2年)4分14秒25
男子400m自由形/宮木 宏悦(埼玉・春日部共栄2年)3分52秒43
女子200m個人メドレー/澤野 莉子(兵庫・神戸野田2年)2分14秒65
男子200m個人メドレー/小方  颯(神奈川・日大3年)1分59秒81
女子200m平泳ぎ/松本 悠里(兵庫・須磨学園1年)2分27秒36
男子200m平泳ぎ/濱出 咲哉(東京・淑徳巣鴨3年)2分12秒71
女子50m自由形/大嶋 千桜(大阪・四條畷学園1年)25秒74
男子50m自由形/山口 遼大(東京・暁星2年)23秒10

文◎佐藤温夏(スポーツライター)

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