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2021-07-31

最高峰の争い制しドレッセルが世界新で優勝

健闘をたたえ合うドレッセル(左)とミラーク(写真◎GettyImages)

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競泳の東京五輪第8日目は31日、東京アクアティクスセンターで行われた。

男子100mバタフライではアメリカのエースであるケーレブ・ドレッセルと、今大会200mバタフライ優勝者のクリストフ・ミラーク(ハンガリー)のハイレベルな戦いが繰り広げられた。

得意なスタートからドレッセルが飛び出すと、23秒00で前半を折り返す。ミラークは0秒65差の2位タイでターン。100m種目では致命的な差かと思われたが、後半を得意とするミラークがここから驚異の追い上げ。ラスト10m付近でとらえかけたが、ドレッセルはここから呼吸をせずにスパートをかけ、なんとか逃げ切り。49秒45と自身の持つ世界記録を0秒05更新した。2位のミラークも49秒68という世界歴代2位の記録と、世界最高の舞台にふさわしいレースだった。

ドレッセルはこれで400mフリーリレー、100m自由形に続く今大会3個目の金メダル。競泳最終日の明日も50m自由形と400mメドレーリレーの決勝に出場し、金メダル獲得を狙う。

今大会から加わった男女混合メドレーリレーでは、男子100m平泳ぎ金メダリストのアダム・ピーティ擁するイギリスが世界新で初代王者となった。


混合メドレーリレーを世界新で制したイギリス(写真◎GettyImages)


8日目/7月31日(土)
★本日の優勝者
▼男子100mバタフライ決勝
[1]C・ドレッセル(米国)49.45◎世界新
▼女子200m背泳ぎ決勝
[1]K・マッキューン(豪州)2.04.68
▼女子800m自由形決勝
[1]K・リデキー(米国)8.12.57
▼混合400メドレーリレー決勝
[1]英国 3.37.58◎世界新
K・ドーソン、A・ピーティ、J・ガイ、A・ホプキン

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