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2021-08-20

谷川亜華葉が女子400m個人メドレーで連覇!【インターハイ競泳/第4日】

女子400m個人メドレーで連覇を達成した東京五輪代表の谷川(写真◎毛受亮介/スイミング・マガジン)

長野市の長野運動公園総合運動場総合市民プール(アクアウイング)で開催されてきたインターハイ競泳は8月20日、大会最終日を迎えた。決勝は男子3、女子2種目を行い、谷川亜華葉(大阪・四條畷学園3年)が女子400m個人メドレーで2連覇を達成。男子1500m自由形では碓井創太(東京・日大豊山2年)が15分23秒25の自己ベストで優勝した。
学校対抗は男子が日大豊山(東京)、女子は豊川(愛知)が頂点に立った。日大豊山は4大会連続11度目、豊川は2016年大会以来、4度目の総合優勝となった。

初日の女子200m個人メドレーで連覇を逃した谷川が、大会最終日、最も得意とする400m個人メドレーで優勝し、東京五輪代表の貫禄を示した。タイムは4分42秒52とふるわなかったが、オリンピック後から続くメンタル面の不調を乗り越え、見事、最終日に結果を出した。
「200m個人メドレーでは負けてしまったので、400m個人メドレーでは絶対に優勝したいと思っていました。オリンピックから泳ぐのが怖くなっていて、今日も10回くらい泣いてしまったのですが、自分は4分37秒台の自己ベストを持っているので、決勝はふつうに泳げば負けないと思って臨みました」
泳ぐのが怖い理由――これについては自分でも整理できておらず、よくわからないという。ただ、今日の結果が前を向くきっかけにはなったようだ。
「これから全国JO杯夏季も国体もあるので、しっかり泳ぎたいですし、来年3月の国際大会日本代表選手選考会で代表に入れるように頑張りたいです」と最後は笑顔を浮かべて語っていた。

男子1500m自由形を制した碓井は、全国大会初優勝。「タイムは物足りないところがあったのですが、全国大会で優勝するのは初めてなのですごくうれしいです」と微笑んだ。全国中学1500m自由形で7位入賞の経験がある実力者だが、高校生になってからタイムが大幅にアップ。自己ベスト更新を続けている。
「今日は前半から積極的に入って、後半逃げ切るというプランでしたが、そのとおりできました。これからもっともっと練習して、来年は2連覇と、高校新樹立を目指したいです」と目標を語った。

男子1500m自由形を制した碓井(写真◎毛受亮介/スイミング・マガジン)

2年ぶりの開催となったインターハイは4日間の日程を無事終了。無観客開催となり、リレー種目はすべて中止にするなど異例の大会となったが、選手たちは、それぞれに日頃の練習の成果を発揮、熱戦が繰り広げられた。会場では全国の水泳仲間との久しぶりの再会を喜ぶ姿があちこちで見られ、選手や関係者からはコロナ禍の中での開催への感謝の声も多く挙がっていた。
来年のインターハイ競泳は高知県・高知市で開催予定となっている。

インターハイ4日目[8月20日]の優勝者
男子1500m自由形/碓井 創太(東京・日大豊山2年)15分23秒25
女子400m個人メドレー/谷川亜華葉(大阪・四條畷学園3年)4分42秒52
男子400m個人メドレー/小方  颯(神奈川・日大3年)4分15秒62
女子100m自由形/吉井萌萌花(大阪・近畿大附2年)55秒61
男子100m自由形/柳本幸之介(東京・日大豊山3年)49秒91

文◎佐藤温夏(ライター)

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