close

2021-08-30

大仁田厚が国会議員として初試合! 毒霧噴射で確信犯的な反則負け【8月30日は何の日?/週刊プロレス】

大谷晋二郎をイス殴打した大仁田厚

 2001年8月30日、ZERO-ONE「真撃」日本武道館大会で大仁田厚が国会議員として初めて試合に出場した。

 アントニオ猪木との絶縁により、開催さえも危ぶまれた「真撃」だったが、大会前から話題を振りまいたのが大仁田だった。戦前から「乱入」ではなく、あくまでも「訪問」を予告。大会2日前に橋本真也は会見で「会場に来るなら試合をしてみろ」とオープンフィンガーグローブをバイク便で大仁田に送った。

 これに対して、大仁田は「橋本との有刺鉄線デスマッチなら受ける」と逆要求。大会前日、大谷晋二郎が大仁田戦に名乗り。「真撃」側から大谷戦を提示された大仁田は「オレは猪木と違っていい人だから、ZERO-ONEが陳情書を送ってくれば出てやる」と条件つきながら受諾した。

 大会当日、大仁田は会場入りして控室で陳情書を破り捨て、いつも通りの革ジャン&ジーパンのストリートファイトスタイルで登場。義務づけられているはずのオープンフィンガーグローブも試合前に放り投げてしまう。

 試合は大仁田がイス殴打などを駆使するいつものファイトを貫いて、最後は足4の字固めを決められながらも緑の毒霧を噴射。これで反則負けとなった。

「オレたちはプロレスラーだろうよ。中途半端はすんな!」

 この結末は勝負を捨てたというよりも、プロレスを選んだゆえの確信犯的な選択。この日の「真撃」はオープンフィンガーグローブ着用と3カウントがないこと以外、プロレスとあまり変わり映えしなかった。そんな中途半端なスタイルに対して、大仁田はプロレスを愛する者として警鐘を鳴らさずにいられなかったのだろう。

PICK UP注目の記事

PICK UP注目の記事

RELATED関連する記事