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2021-09-21

高田延彦がプロレスリング世界ヘビー級王者に! ルー・テーズ、ビル・ロビンソン、ダニー・ホッジが祝福!!【9月21日は何の日?/週刊プロレス】

左からダニー・ホッジ、高田延彦、ルー・テーズ、ビル・ロビンソン

 1992年9月21日、UWFインターナショナル大阪府立体育会館大会で高田延彦がプロレスリング世界ヘビー級王者となった。

 同年5・8横浜アリーナ、高田はゲーリー・オブライトにジャーマンで悪夢のKO負け。その後、ダブルバウトやキャリアの浅い選手との対戦を繰り返してきた。

 4カ月ぶりの再戦にはプロレスリング世界ヘビー級王座が懸けられていた。試合前のセレモニーだけで10分。認定者紹介から始まり、ルー・テーズの挨拶、選手入場、立ち合い人紹介、国歌吹奏、テーズによる認定宣言…。その一つひとつがしっかりとおこなわれた。

 厳粛な雰囲気で始まったタイトルマッチは高田がローキックを軸にして猛攻。フリー・ロープエスケープ、フリー・ノックダウンの特別ルールだったため、両者とも死力を尽くした激闘となった。

 最後は高田が中腰のオブライトの顔面に右ミドルキックを叩き込み、飛びつき腕ひしぎ十字固めへ。一度は立ち上がられて逃げられそうになったが、再度、左腕を伸ばしてギブアップを奪った。

 高田はテーズ、ビル・ロビンソン、ダニー・ホッジという豪華な顔ぶれの祝福を受けた。ベルトを腰に巻くと、マイクで「絶対に北尾を倒します!」と宣言。北尾光司との世紀の一戦へと駒を進めた。

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