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2021-09-30

拳王、N-1準決勝へ「今の清宮海斗は会社が作った舗装道路を老人ホームから譲り受けた電動車イスに乗って進んでるだけ」【週刊プロレス】

週刊プロレスで清宮海斗vs武藤敬司の試合リポートを読む拳王

 29日、NOAHのシングルリーグ戦「N-1 VICTORY 2021」で決勝トーナメント進出を果たした拳王が準決勝の清宮海斗戦に向けて意気込みを語った。

 拳王はBブロックにエントリーし、初戦はケンドー・カシンの奇策にはまって敗北。2戦目の稲葉大樹戦、3戦目の望月成晃戦で2連勝して、決勝トーナメント進出を決めた。

「当たり前の結果だよな。NOAHの老人ホーム化を阻止したくて、決勝トーナメントに上がってみたら、船木誠勝以外はイキのいい選手だった。そこはホッとしたぞ」

 今年の「N-1 VICTORY 2021」は武藤敬司、藤田和之らレジェンド&大物他団体勢のエントリーで大いに盛り上がった。常々「NOAHの老人ホーム化を阻止する」と語っている拳王にとって彼らが大旋風を起こすのは由々しき事態。しかし、Aブロックは25歳の清宮、Bブロックは36歳の自身、Cブロックは33歳の中嶋勝彦が決勝トーナメントに進出。拳王が懸念している50歳以上はDブロックを勝ち抜いた52歳の船木だけだ。

 決勝トーナメント準決勝の相手はAブロック1位となった清宮。昨年11月のGHCナショナル選手権以来のシングルマッチとなる。

 清宮はさまざまな葛藤を乗り越え、今年のN-1開幕から黒髪&ロングタイツ姿に生まれ変わった。しかし、拳王の目にはそうは映っていない。

「昔の清宮は会社が作った道を自らの足で歩いていた。でも、今は会社が作った舗装道路を老人ホームから譲り受けた電動車イスに乗って進んでるだけだ。今のアイツは自分自身の力で歩くことさえもできていない。そんな清宮なんて相手にならないんだよ。N-1 VICTORY 2021優勝はオレだ。そして、丸藤正道からGHCヘビーのベルトを奪ってやる。テメーらクソヤローども、N-1で優勝する拳王、オレについて来い」

 拳王が並々なる意気込みで臨む清宮戦はNOAH「N-1 VICTORY 2021最終戦」10・3後楽園大会で組まれている。同大会は午前11時よりインターネットTV「ABEMA」格闘チャンネルにて無料生中継。ゲストは芸能界屈指のNOAH通として知られる山田邦子さん。同大会では「N-1 VICTORY 2021」決勝トーナメント準決勝の清宮vs拳王、中嶋vs船木の勝者同士による優勝決定戦もおこなわれる。N-1覇者は10・10エディオンアリーナ大阪大会で丸藤のGHCヘビー級王座に挑戦。拳王はN-1を制して、一気にNOAHの頂点へと駆け上がるつもりだ。
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