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2021-10-18

“黒い呪術師”アブドーラ・ザ・ブッチャーがPWFヘビー王座奪取!【10月18日は何の日?/週刊プロレス】

ビル・ロビンソンを攻めるアブドーラ・ザ・ブッチャー

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 1978年10月18日、全日本プロレス宇都宮大会でアブドーラ・ザ・ブッチャーがビル・ロビンソンを破って、PWFヘビー級王者となった。

 創立以来、全日本プロレスの看板タイトルとなり、ジャイアント馬場の腰に巻かれ続けたPWFヘビー級王座がキラー・トーア・カマタの手に渡ったのは同年6月1日の秋田大会。カマタは11日後の一宮大会でロビンソンに敗れて陥落。ロビンソンはいったん帰国して、10月に再度来日。9日の久留米大会でカマタの挑戦を退け、ブッチャーの挑戦を受けた。

 テクニックに勝るロビンソンは1本目を8分16秒、ワンハンド・バックブリーカーで先取。しかし、この時、ブッチャーの重量で痛めた左足をロープに引っかけられて逆さ吊りとなり、6分15秒リングアウト負け。今年のNOAH「N-1 VICTORY 2021」公式リーグ戦でケンドー・カシンが稲葉大樹に同じようにしてリングアウト負けを喫していた。

 さらに、ロビンソンの左足のダメージは深く、3分8秒、レフェリーストップでブッチャーに王座を明け渡した。

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